みなさん、こんにちは!横浜国際総合競技場です。今回は、ゴミ問題に取り組む競技場の姿をお見せします。 ところで、みなさんにお聞きします。『G30』って知っていますか?横浜市にお住まいの方はおそらく耳にしたことがあるのではないでしょうか。 『G30』とは、平成22年度のごみ排出量を平成13年に対して30%削減するというものです。いま、横浜市のごみ排出量は人口の伸びを上回って増え続けており、このままでは、市内のごみ焼却工場や最終処分場が足りなくなり、ごみで埋もれた街になってしまいます。そうならないためにも、今からごみを削減していくことが大切なのです。 横浜国際総合競技場も、このような市の取組に賛同し、競技場から排出されるごみの削減やリサイクルを推進する、『競技場G30行動プラン』を策定し、『エコスタジアムの創造』に取り組んでまいります。 『競技場G30行動プラン』とは 『競技場G30行動プラン』は、H15年度のごみ総量約800トンに対して、30%である約240トンのごみをH22年までに削減します。 上記プランの取組については、場内各施設職員をはじめ、横浜F・マリノスなどのイベント主催者、場内売店、ショップ・レストラン、競技場ボランティア、Jリーグサポーターなど関係者に幅広く協力を呼びかけます。 主な取組 ?分別回収及びリサイクルの推進? まず、最初の取組として、Jリーグをはじめ、サッカー代表戦、コンサート等各種イベントにおいて、ごみの分別回収を推進していきます。 具体的には、コンコース内に分別用ごみ箱を新たに設置し、観客のみなさまが分別してごみを捨てやすい環境を整備し、大会終了後、競技場ボランティアや清掃業者の協力により、スタンド通路(随道)やゲート出口で、観客に対して分類に応じたごみ捨ての協力を呼びかけます。 ここで、通常の競技場のごみ箱をお見せします。下の写真のように『もえるごみ』『ビン・缶』『ペットボトル』と分別できるようにセットされています。 ところが、ひとたびイベントが始まり、観客のみなさんが帰るころには、下のようにごみがあふれてしまいます。 これでは、分別したくてもする気にはなれませんよね。 そこで、ボランティアさんや清掃業者さんの登場です。 ボランティアさんが、会場周辺をまわり、みなさんから直接ごみを受け取ったり、分別を呼びかけたりして、ごみ処理に奔走しています。 その他にも、競技場専属の清掃業者さんが、ごみ箱いっぱいに混ざったごみを、後で分別にまわしています。 まだまだスタートしたばかりですが、少しずつ成果があらわれ始めています。この他にもごみ削減策があるのですが、それは次の機会にお話しします。 それでは、みなさん!競技場の『G30プラン』に是非是非ご協力ください!!! |