?日産スタジアム10周年記念事業?
主催 神奈川新聞社・日産スタジアム
子供たちの笑顔にっこり、汗きらり、「第17回よこはま国際ちびっこ駅伝大会」(主催神奈川新聞社・日産スタジアム)が3月15日に日産スタジアムで行われました。
駅伝とロードレースの2種目14部門に、小学校3年生から6年生まで本大会史上、過去最多となる1万45人の子どもたちが参加しました。
当日は、暖かな春の良い天気で、ちびっこランナーが元気にコースを走りました。
スタンド及び周辺からランナーに大きな声援や温かい拍手が送られていました。
来年もここ、日産スタジアムに元気な笑顔と声援を見に来てください。
※もっと、楽しく速く走りたい方は
●NSAA(日産スタジアムアスレティクスアカデミー)
※新横浜公園で練習したい方は。
●ランニングMAP 2km
●ランニングMAP 5km
「6万人を超える観衆の中で、サッカーができるシアワセを感じました。」?3月8日の開幕戦後、横浜F・マリノスの選手たちはそうインタビューに答えてスタジアムを後にしました。
日産スタジアムが誕生して10年。横浜F・マリノスのホームスタジアムとして10年。2003年8月に記録したリーグ戦での横浜F・マリノスホームゲーム最多入場者数、59,728人(横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸戦)を超える61,246人の観衆が、日産スタジアムを埋め尽くしました。
サッカーの試合は90分。しかし、多くのサポーターの皆さんは開場から試合終了まで約4時間日産スタジアムに滞在することになります。皆さんの貴重なお時間を、少しでも楽しくシアワセに過ごしていただけるよう、今後も日産スタジアムでは試合以外の部分でも様々な工夫をしてまいります。ご意見ご感想等お寄せください!
★ 写真 フキノトウ(蕗のとう)(キク科フキ属)です
撮影日時: 平成20年度3月11日
場 所: 新横浜公園北側園地工事予定地
フキノトウです。「とう」とは軸(ジク)のこと。そういえば盛りを過ぎたものを「とうが立つ」と言いますが、その「とう」です。
フキの学名は「Petasites japonicus」でその名のとおり日本原産です。北側園地の工事区域の残土の山に生えていました。食べるには少し開きすぎているようですが、もう少し経つと背も伸びて、花が咲きタンポポのような綿毛を飛ばします。
日当たりの良い場所に生えたものは、成長が早くすぐに硬く、苦味が強くなり食用には向かなくなります。早春を代表する和製ハーブです。
今は、一年中スーパーの棚に並んでいますが「フキノトウ」を栽培しているのは日本だけだそうです。中国産はないと言うことでしょうか。
私たちが目にするフキはそんなに大きくはありませんが、北海道足寄町に自生する「ラワンブキ」は高さ2mを越すそうで、こちらも大きい「秋田フキ」はラワンブキが秋田で栽培されたのが始まりとのことです。同じものとは知りませんでした。
ラワンブキの大きさを示す話に「コロボックル」と言う小人のでるアイヌ民話がありますが、コロボックルとは「フキの下の人」との意味で一枚の葉の下に10人も入ることが出来たそうです。そんなに大きなフキならフキノトウもさぞかし大きいのでしょう。一度見てみたいものです。
★ 写真 ヒバリ(雲雀)です
撮影日時: 平成20年度3月14日
場 所: 新横浜公園北側園地
寒いと思っていたらもうヒバリ(スズメ目ヒバリ科)が囀(さえず)っています。北側園地の上空に、工事のダンプトラックの騒音に負けじと鳴いています。春ですね。
春霞に麦畑とひばりは相性が良く、天空高く飛ぶ姿は少し前の春の農村風景には欠かせないものです。麦畑も少なくなり、ヒバリの姿も少なくなりなりましたが、北側園地ではまだ健在です。でも、工事が終わり草原がなくなればいなくなってしまうのでしょうか。
子供の頃、ヒバリの巣を探しに行ったことがあります。ヒバリは自分の巣に戻る時には、直接巣に降りずに、少し離れた場所に一度降り、歩いて巣に戻ります。その習性を知っておけば巣を探すのはそんなに難しくはありませんが、でも、昔だからと言ってそんなに沢山いた訳ではなく、見つけるにもそれなりの大変さはありました。
今は、野鳥を飼うにも許可が必要で、そんなことは許されませんが昔、近所に野鳥を飼うのが上手なおじさんがいて、そのおじさんはヒバリも飼っていました。ヒバリは驚くと飛び上がり鳥籠の天井にぶつかって死んでしまいます。だから、ヒバリの鳥籠は背が高く作ってありますが、誰にでも飼える鳥ではありません。なにしろ、おじさんは卵を自分の体温で温め、孵化(ふか)させることが出来る人だったのですから。今なら孵卵器(ふらんき)もあり、孵化させるのは難しくはないのかも知れませんが、子供に出来る技ではありません。そんなおじさんでも失敗することはあるらしく、空の鳥籠が縁側に干してあったのとおじさんの悲しそうな顔を想いだします。
みなさん、こんにちは。
「芝生観察日記」の第五稿です。
3月8日、いよいよJリーグが開幕しました。試合の結果はみなさんもご存知かと思いますが、ホームのF・マリノスが優勝候補筆頭の浦和レッズを破って、素晴らしい開幕スタートを切りました。昨シーズンは、なかなかホームで勝てなかったため、我々フィールドスタッフも歯痒い思いの連続でしたが、今シーズンは是非ホームゲームを大事に戦い、勝利を収めて欲しいものです。
そのためにも、我々フィールドスタッフは最善を尽くしてコンディションを整えていきたいと思います。
さて、3月8日の芝生の状態ですが、2月の厳しい冷え込みの影響で冬芝の活性が思うように上がらず、開幕に向けて多少不安な状態でしたが、養生シートやアンダーヒーティングのお陰で何とか景観上は見映えのする状態となりました。下の写真が当日の全景ですが、部分的に夏芝の枯れた茶色の筋が残っていますが、ほぼ例年並みといった感じでした。
この試合を、スタジアムで直接見られた方、またテレビの画面を通して見られた方、それぞれどのような印象を持たれましたか。
この仕事をしていると、同時刻に行われている他のスタジアムでの試合が気になります。決して試合の状況ではありません。「隣の芝生。。。。」なんて言いますが、他のスタジアムの芝生の状態は良い意味で刺激になります。芝種も管理方法も違うので単純に比較はできませんが、職業病でしょうか。
しかし、何より大事なのは見た目ではなく、実際にプレーする選手達の足で感じる感覚とボールの転がり具合です。足で感じる感覚とは弾力のことですが、芝生表面の弾力を測る専用のテスターによる硬度値は74ポイント。これはかなりフカフカした弾力が感じられたと思います。また、ボールの転がりは見た目の判断になりますが、冬芝がやや株化してしまったため緩いパスだとボールが時々跳ね上がる状況(通称:ラビットボール)が見られました。これに関しては、次節までに改善しなければならない課題が見付かりました。
選手達にとって芝生のコンディションはとても重要ですが、どんなに良い芝生を作っても試合に負けると芝生が悪かった。どんなに凸凹でハゲチョロの芝生でも勝てば文句を言わないのが常です。
良くて当たり前の芝生。我々にゴールはありません。常に良い芝生を作ることを目標に日々、芝生と向かい合っています。
こういった想いを選手達がどの程度理解してくれるかは解りませんが、最高のコンディションで最高のプレーを演出するために、今後もがんばっていきます。今後サッカーを見る時、みなさんも少し目線を変えて、見て下さい。次回をお楽しみに。
みなさん、こんにちは。
2008年2月23日(土)にスタジアム10周年を記念して開催した、市民ランナーのための「第1回日産スタジアム駅伝大会」についての報告です。
2007年春から準備を始めて約1年。わたしたちのこだわりは、3つ。
1 駅伝で笑顔になること。
?誰でも走れること、走ることによって新しい出会いと感動がある草の根の大会に。
まず、好きな時に好きなだけ走っていただきたいとの思いから、新横浜公園ランニングマップ(2km・5km)を作成しました。その後、ランニングマップを片手に、新横浜公園を走っている方をちらほらとみかけるようになりました。
今回、522組のエントリー(事前申込)のうち、514組の完走という結果は、仲間とタスキをつなぐ喜びがあったからだと思っています。
そして、開会式では、トリコロール・ランサーズが華麗なパフォーマンスで盛り上げてくれました。
2 区間記録証を出すこと。
?日産スタジアムがやるからこそ、それぞれの区間のタイムを出したい。
ゴール後、1チーム4名分の完走証をA4サイズ1枚で出力して、分け合うようにしました。
レース終了後、春の嵐が吹き荒れ、完走証発行テントが吹っ飛びそうになってしまいましたが、なんとかみなさんに無事お渡しすることができ、ホッとしています。
3 4区間21.0975kmにすること。
?参加しやすい人数で、普段走っていない方でも、仲間とだったら走ってみようと思う距離に。
一番苦労したのはコース設定でした。
2008年大会は日産スタジアムのトラックが第1種陸上競技場検定に向けた工事期間中であり使用できなかったため、メイン会場を日産フィールド小机として、スタートも中継もトラック上とし、ゴールは変更して応援のみなさんが待つ中央広場にしました。新横浜公園の運動広場・野球場(北側園地)から、日産スタジアムをぐるりと走る周回コースで、3kmと5kmのパターンをつくり、1区は3km+5kmで8kmに、2区と3区は5km、4区は3kmとしました。何度も走ったり距離を測ったりしているうちに、膝を故障してしまったスタッフもいます。
コースを微調整しているうちに、距離が約1,500m短くなってしまい、最後に付け足したのがU字橋上からマラソンゲートの急カーブのところです。そのため、かなりハードなコースになってしまいましたが、次回は是非、日産スタジアムマラソンゲートを走るご自身に思いを馳せてください。
そして、チームでハーフマラソンの世界記録や日本記録に挑戦してみてください。しかも今夏は北京オリンピック。応援でも盛り上がりましょう♪
この大会は、選手のみなさまそして応援のみなさま、またたくさんの方々の多大なるご協力をもって、あったかい大会になりました。みなさま、ほんとうにありがとうございました。
みなさまからいただたいたご意見や「楽しかった」「また参加したい」との声を励みに、バージョンアップして、次回は2009年2月21日開催予定(2008年秋 募集)です。
日産スタジアムのトラックを思いっきり走ってもらいます。大型映像装置で選手の走る姿を映し出します。仲間と一緒に是非ご参加ください!心よりお待ちしています。
駅伝大会に関する詳細はこちら http://www.nissan-stadium.jp/ekiden/
ランニングマップの2kmは、中央広場から運動広場・野球場(北側園地)をまわるフラットな走りやすいコースです。ランニングマップの5kmは、さらに日産スタジアムの周りを走るコースであるため、1Fから4Fまでの上り下りで高さが変わる分、景色も気分も変わり、いいトレーニングになります。
ランニングマップはこちら http://www.nissan-stadium.jp/runmap/
今、新横浜公園の北側園地は菜の花が咲き始めています。どうぞ、ランニングだけでなく、お散歩にも来ていただければと思います。
日産スタジアムには、地・水・天・風をテーマとするアート作品があります。
今回は、そのうちの「地」をテーマとした作品である「炬火台(きょかだい)」をご紹介いたします。
皆さん、新横浜交差点のスタジアム側、北ゲートの近くに建っている灯台のようなモニュメントを見かけたことがあるでしょうか?
これは、北上喜三郎先生の「地から/Rising Rose,Rising Lily」という作品であり、「地」の底から地殻をくぐり抜け、天に向けてたくましく伸び上がる茎がやがて空中に花開く大輪の炎になるというコンセプトの作品です。茎の部分である赤と白のスパイラルは、市の花/バラ、県の花/ヤマユリをイメージし、1998年のかながわ・ゆめ国体を記念して、高さ1,998?となっています。
実はこの炬火台、観客の視界を遮らないような構造になっていて、かながわゆめ国体のときには、フィールド内に設置されていました。現在もフィールド内バックスタンド側にその跡が残っていますので、サッカーの試合などでスタジアムにお越しの際は、ぜひ探してみてください。
★ 写真 サンシュウ(ミズキ科)の花です
撮影日時: 平成20年3月8日
場 所: 新横浜公園東ゲート橋労災病院側の緑地
サンシュウの花が満開です。ここは建物の陰で北風が当たらず温かいのでしょう。春の陽に当たって黄色の花がめだちます。早春の花です。サンシュウやジンチョウゲ(沈丁花)の花を見ると春を実感します。
サンシュウの木自体は目立つ木ではありませんが、平家落人伝説、宮崎県椎葉村に伝わる民謡「稗つき節」に謡われる「♪庭のサンシュウの木、なる鈴かけて?」が有名で多くの人に知られています。でも、「稗つき節」に謡われているサンシュウはサンショ(山椒)のことでサンシュウではないとのことです。なぜなら、椎葉村には昔、サンシュウの木はなかったからと言うのが椎葉村の見解だと言うのを「大阪市立長居植物園のブログ」で知りました。そう言われれば、山椒の実は「鈴」に似ていなくもない。
この話は良く知られた逸話のようでインターネットで検索すると他のブログやホームページにも載っています。でも、なぜ、このような間違いが起こったのでしょうか。もし、椎葉村に「サンシュウ」がなかったのならどこで混同したのでしょうか。全国に歌い継がれるうちに語呂が良いので今のようになったのでしょうか。今は民謡を聞く機会も少なくなりましたが、子供の頃はもっと身近で歌われていたように思います。
でも「♪庭のサンシュウの木、なる鈴かけて」の続きが「♪鈴のなるときゃ出ておじゃれ、俺達平家の公家流れ、おまや追討の那須の末」と続くのは知りませんでした。
★ 写真 ヒキガエルの卵塊です
撮影日時: 平成20年3月10日
場 所: 新横浜公園北側園地遊水地
ヒキガエル(両性綱無尾目ヒキガエル科)が卵を産みました。「啓蟄」の頃ではありますがこんなにタイミング良く産むものなのですね。水温が7℃以上になると産卵を始めるとのことです。
寒天質に包まれた黒い小さな卵です。つかんで手繰るとずるずると延びますが千切れることはありません。でも、それは産んで間もないからで、時間が経過すれば寒天質が水を含み柔らかくなるそうです。ヒキガエルには東日本に生息するアズマヒキガエルと西日本を主な生息地とするサツマヒキガエルがあり、その両方を総称してニホンヒキガエルと言うそうです。外来種でアメリカヒキガエルと言うのもいるそうですから気をつけましょう。もっとも今は輸入はされてはいないそうです。ちょっと安心。
私たちはヒキガエルをガマガエル(蝦蟇)と呼びますが、蝦蟇の油売りの口上は今では大道芸のひとつです。「筑波山麓四六の蝦蟇」の呼び方は前足の指が4本、後ろ足が6本に由来しますが、奇形ではありません。手足とも骨は5本ずつあるのですが、前足はひとつの指が退化し4本に見え、後足は足の突起が発達し6本に見えることに由来します。これが普通です。もうひとつ蝦蟇と言えば「地来也」または「自雷也」時代活劇の妖術使いのヒーローです。蝦蟇の宿敵大蛇。大蛇の天敵ナメクジ。この三つが揃うと「三すくみ」となり決着付かない状態となります。「ひとり勝ちを許さない」そんな気風が生んだ豪傑です。
でも、それを知る人も少なくなりました。
待ちに待ったJリーグが今日、開幕します。日産スタジアムでは午後2時キックオフで、横浜F・マリノス対浦和レッズの試合が開催されますが、開幕に合わせてスタジアムも大きく変身しています。
まずは、JR小机駅?日産スタジアムまでの歩道に、横浜市内の小学6年生661名が描いた応援メッセージが設置され、開幕戦を2日後に控えた3月6日に「応援ロード完成お披露目式典」が行われました。マリノスケがサッカーを楽しむ姿や、「マリノス頑張れ!!」といった力強いメッセージなど、個性豊かでカラフルな絵画がたくさん展示されていますので、ぜひご覧ください。
JR新横浜駅、市営地下鉄新横浜駅をご利用の方は、こちら!浜鳥橋から日産スタジアムへと続く東ゲート橋には、2008シーズンバージョンの日産スタジアムフラッグと、お花を飾り付けしました。色とりどりのお花を眺めながら歩けば、あっという間にスタジアムに到着です。
さらに、日産スタジアム東西2箇所のゲートに設置された大きな幕も、開幕に合わせて衣替えしました。この他、ホームページでもお知らせしているとおり、日産スタジアム内の売店がリニューアルしました。横浜名物中華まんやシュウマイ、応援前のパワーチャージにはぴったりのラーメンやカレーなど、様々なメニューを用意してみなさんをお待ちしています!スタジアム内の売店を網羅した、「ショップマップ」も配布していますので、ショップマップ片手にスタジアムグルメを満喫してください!
今日の日産スタジアムは、ぽかぽかのサッカー観戦日和です。ご来場お待ちしています!
★ 写真 春をつげるツクシです。
撮影日時: 平成20年3月2日
場 所: 新横浜公園北側園地
「♪つくし誰の子スギナの子」と歌われる唄がありますがツクシ(土筆)とスギナは親子ではありません。ツクシ(トクサ科)とスギナは同じ根っこから出ます。茎の形が違うだけです。ツクシの茎は「胞子茎」と呼ばれスギナは「栄養茎」と呼ばれます。でも、同じ植物で二つ名前を持っているのも不思議です。昔の人もその形態からまさか同じ植物とは考えなかったということでしょうか。
そのかわいらしい形から「ツクシ」は多くの人から愛されています。春を告げる植物として唄や俳句にも歌われています。ツクシは春の季語でもあります。ところが、「スギナ」となると途端に扱いは冷たくなります。家庭菜園の主人や農家のおじさん、おばさんからは蛇蝎のごとく嫌われています。言うに事欠いて「難防除雑草」の名を頂いているのですからあんまりです。年齢なら畑に植わっている大根、キャベツなんか比ではありません。何しろ3億年前から地球上に存在していたシダ植物の仲間で、大先輩なのですから。
だって、食べられないじゃん、と言われる方もおられるかも知れませんが、そんなことはありません。漢方では利尿の生薬として今も使われています。ところが最近、スギナではなくツクシのほうが花粉症に効くとの話があり、ここでも旗色はよくありません。残念。
オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)が咲いています。瑠璃色のかわいい花ですが、大きな声では言い難い名前です。名前の由来はこうです。「オオイヌノフグリ」は外来種で1890年に東京で確認されたそうですが、それ以前に在来種として「イヌノフグリ」と言う植物があり、それより大きかったので大の名前をもらって「オオイヌノフグリ」となったと言うことです。大きい犬のフグリ(陰嚢)の意味ではありません。でも、今どき「フグリ」の言葉の意味を知っている人って何人いるのでしょうか。疑問です。
オオイヌノフグリは畑地雑草としてどこにでも見ることが出来ますが、イヌノフグリの方は環境省のレッドデータブックの絶滅危惧種?類に指定されています。大は小を兼ねない良い例というべきでしょうか。
命名法にはルールがありますが、どんな名前をつけるかについてはルールがありません。お笑いコンビ「浅草キッド」の「玉袋筋太郎」などもお笑いでなければ笑えません。
「アホウドリ」もかわいそうだから命名変更をしようという人もいるくらいです。でもアホウドリも英名「アルバトロス」となれば違います。ゴルフ界では憧れの鳥です。「イーグル(鷲)」よりも強いのですから。