スタッフブログ|日産スタジアム
日産スタジアム アート作品紹介(炬火台)
2008/03/15
 

 日産スタジアムには、地・水・天・風をテーマとするアート作品があります。
今回は、そのうちの「地」をテーマとした作品である「炬火台(きょかだい)」をご紹介いたします。
 皆さん、新横浜交差点のスタジアム側、北ゲートの近くに建っている灯台のようなモニュメントを見かけたことがあるでしょうか?

現在の炬火台

 これは、北上喜三郎先生の「地から/Rising Rose,Rising Lily」という作品であり、「地」の底から地殻をくぐり抜け、天に向けてたくましく伸び上がる茎がやがて空中に花開く大輪の炎になるというコンセプトの作品です。茎の部分である赤と白のスパイラルは、市の花/バラ、県の花/ヤマユリをイメージし、1998年のかながわ・ゆめ国体を記念して、高さ1,998?となっています。
 実はこの炬火台、観客の視界を遮らないような構造になっていて、かながわゆめ国体のときには、フィールド内に設置されていました。現在もフィールド内バックスタンド側にその跡が残っていますので、サッカーの試合などでスタジアムにお越しの際は、ぜひ探してみてください。

ゆめ国体        炬火台の跡