かつて鶴見川は「舟運(しゅううん)/川を交通路として舟で荷物や人を運ぶこと」がさかんでした。鶴見川流域の自然や文化について「舟運」を通じてアプローチする、体験学習会を開催しました。
6月15日はお天気にも恵まれ、百数十人もの人が集い、普段は静かな北側園地も、鶴見川流域の子どもたち(新横浜町内会・太尾小学校・新羽小学校・新羽中学校が参加)の歓声でにぎやかな一日でした。鶴見川舟運復活プロジェクトチーム(代表 長谷川武明会長)が作成した「舟運丸(ボート)」の進水式に、舟体験、麦刈り、田植えと盛りだくさんの内容でした。
麦刈り
田植え
舟運丸の進水式
舟の体験1(舟運丸) 舟の体験2
舟の体験3(水害予備船) 田舟
その情景は戯れ歌風に言うと「諸人そろいて、水辺に集い、舟に取り付きわいわいがやがや。暑さ寒さもなんのその、腕によりかけ造りし舟の、今日は目出度い進水式。老若男女のかけ声ともに水に浮かびし舟運丸(しゅううんまる)の漕ぎ手、乗り手の目指す先は、ツトッコ、ヤットコ、夢の中」そんな感じでした。うまくありませんが。
水辺を渡る風は爽やかで、のんびり昼寝がしたい気分でした。 それとこの日は、「鶴見川多目的遊水地」運用開始5周年記念にあたり、国土交通省京浜河川事務所鶴見川流域センターでは、普段は入ることのできない遊水地の堤防1周をウォーキングするイベントを開催していました。
鶴見川舟運復活プロジェクトのHPはこちら
http://shuuun.mokusiroku.com/index.html