新横浜公園東ゲート入り口の花文字を植え替えました。
夏秋はフレンチ系マリーゴールドでしたが、冬春はパンジーです。
パンジーは春に咲く花ですが、今は秋冬に多く見かけるようになりました。花色は上記のような赤、青、黄色の3色が基本ですがパステルカラーなどもあり、花色は豊富です。
品種名: パンジー(別名 三色スミレ)
科/属性: スミレ科スミレ属の園芸種
原産: 欧州原産
開花時期: 以前は春に咲く長日植物でしたが、品種改良により短日条件でも開花を続ける日長中性の品種が生まれ11月頃から咲きます。秋に花を咲かすには、種子や苗の低温処理が必要です。冷蔵庫に入れた種子を8月頃に苗床に蒔きます。苗の場合は本葉2?4枚の苗を低温暗室に1?4週間入れ育てます。そんな手順を踏まないと11月に花を見ることは出来ません。低温処理は夏の暑さをやり過ごすための技術です。新しい技術により一年中好きな花が見られるのはいいのですが、季節感がなくなるのは困ったものです。
生育特性: 秋蒔きの花はパンジーもそうですが、育てるのにそれほど苦労はしません。蒔く時期を間違えなければ、ですが。
蒔く時期や栽培条件は種子の入った袋に印刷されています。慣れてくると、当たり前のことしか書いてないので案外と読んだりしませんが、書いてあるとおりにすると、袋に書いてある「発芽率」が本当の事だと言うことが分かります。小さな紙面ですが情報の宝庫なのです。風邪薬の処方箋のようなものです。
前回の花の便り(1)はこちらをご覧ください