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新横浜公園生き物観察日記(58)
2008/12/10
 
亀(ミシシッピーアカミミガメ)

★ 写真  亀(ミシシッピーアカミミガメ)です。
撮影日時: 平成20年12月4日
場  所: 北側園地の保護区の中

アカミミガメが甲羅干しをしています。小春日和のお昼前、枯れ草の上で気持ちよさそうです。つい、カメラのシャッターを押してしまいました。

アカミミガメは御存知のように外来種、ミシシッピーの名のとおり北アメリカ産で、新横浜公園の減勢池にも沢山います。成体になると「アカミミガメ」と呼ばれますが、幼体の時には「ミドリガメ」と呼ばれます。縁日の屋台でよく売られていました。1匹100円くらいだったと記憶しています。今から40年も前の話です。当時は珍しい生きものでした。

今では外来種として在来種のクサガメやイシガメの生息を脅かしているのではと危惧されていますが、外来生物法の指定では「要注意外来生物」となって、排除は何とか免れています。でも、要注意ですから油断なりません。

あと、不思議なのは、このカメの学名で(Trachemys scripta elegans)の最後、エレガンスは「優雅」の意味ですが、このカメのどこが優雅なのかわかりません。ものの本によるとアカミミガメの幼体ミドリガメの時の甲羅の緑、黄、黒の縞模様がきれいなので、この名が付いたとのことですが、本当でしょうか。

前回の新横浜公園生き物観察日記(57)はこちらをご覧ください