1月12日(月・祝)、新横浜公園野球場において凧揚げの会を開催しました。家の周りに広場がなく凧揚げを出来る環境がない方に、一日だけ野球場を開放してみなさんに楽しんでもらおうということで昨年に引き続き行いました。
家族連れ、お1人で、お孫さんを連れての方などなど、沢山の方が凧揚げを楽しまれていました。
凧揚げは色々な言い伝えがあるようですが、子供が大きく育ちますようにという願いを込めて揚げるのだそうです。
そんなメッセージを含んだ凧がありました。
こちらのたこ↑成人おめでとうと書かれてあります。アンパンマン凧と共に手作り!!
日産スタジアムボランティアさんも枠組みから全て手作りです!これからのボランティアさんの発展と飛躍を願って、とても高く揚がっていました。
他にも釣りざおで凧揚げをされている方も。リールで手軽に糸を巻くことが出来、楽なんだそうです。
こちらのクリオネ凧は今回の凧揚げの会のために、新聞に掲載されていた作り方を参考にして、作ってきてくださいました。
他にも手書きのカラフルな凧、ゲイラカイトなどなど、いろんな凧が空高く揚がっていました。
こちらの凧は昨年も来て頂いた凧名人のもの。六角凧の下には傘の形をした凧が風に押されながら、紐を伝って上がっていきます。
こちらの鳥凧、まるで本当のタカが飛んでいるように見えませんか?それもそのはず、「本物のタカやカラスが襲いにきたこともあるんですよ」と凧名人。
そもそも凧揚げって日本独自のものかと思っていたら、世界中でされていて、世界大会もあるのだそうです。そういえば、私がアフリカのある国に行った時、子供たちが風のない中元気にビニールで作った凧を持って走りまわっていて、その近くの電線には沢山の凧がひっかかっていた光景を見たことがあります。
今年は鳥山町内会のご協力で「鳥山囃子」の演舞もありました。ピーヒャララと笛と太鼓の音と凧揚げ、そしてひょっとことおかめの演舞もとても風情がありました。こうやって日本の伝統文化に触れると日本の良さを改めて感じます。
凧揚げは風という自然の力を使い、自然を感じながら楽しめるとってもエコな遊びです。子供たちはどうやれば、上手く揚がるか、悪戦苦闘しながらも、自分の力で揚げた凧を見るととても嬉しそうでした。空高く揚がった凧をぼんやり眺めているだけでも楽しく、とても気持ちがよく、沢山の方の笑顔を見ることができた一日でした。
今後も日産スタジアム・新横浜公園では春夏秋冬を感じれるような、歳時記イベントを企画していく予定です。お楽しみに!