★ 写真 良く分からないと思いますが、キジ(雉)です
撮影日時: 平成21年4月13日
場 所: 北側園地整備区域の草むら
新横浜公園北側園地では今の時期、空高く飛ぶヒバリの姿を見ることが出来ます。
公園整備が進み草原性の鳥の棲家もせまくなりました。
その中でも大型の鳥は稀となりました。キジもそのひとつです。久しぶりにキジの姿を
見ましたが、整備区域の草むらにそっと身を隠してしまい、草むらに身を潜めるとじっと
して動きません。
「キジも鳴かずば撃たれまい」の言葉を思い出しました。
キジは日本人には馴染みの鳥です。
キジ目キジ科の留鳥で日本の国鳥でもあります。
姿かたちが美しいだけでなく食べても美味しいとのことで家禽と同じように繁殖、飼育され
5月の愛鳥週間には全国で10万羽ものキジが放鳥されるそうです。
キジと言えば民話「桃太郎」の鬼退治の中に出てきます。
何故、キジなのかについては諸説あるようですが、風水学では鬼は丑と寅の方向(鬼門)
から来るので、裏鬼門に相当する申(サル)酉(キジ)戌(イヌ)を率いたとの説があります。
しかし、丑、寅の反対は未、酉で前の説とは違うので別な意味があるのではないかとも
言われています。
キジは大型で美しい鳥です、いつまでも新横浜公園にいて欲しいものです。