★ 写真 キジの全体像です。でも、ピンボケです
撮影日時: 平成21年6月5日
場 所: 北側園地多目的運動広場東側水路
以前、草むらのキジのことを報告しましたが(観察日記76)今回は全身写真です。
距離にして20mくらい離れていますが、今回はカメラを向けても逃げません。
繁殖期なのかケーン、ケーンと鋭い鳴き声が新横浜公園の北側園地に響きます。
この時期、遊水地堤体の草刈が始まり、身を隠す場所が少なくなったせいでしょうか、北側
園地でよく見かけます。
でも「焼け野の雉子(きぎす)夜の鶴」のことわざどおり、キジは子育てを始めると我身に危険
が迫っても巣をなかなか離れないそうです。
草むらを歩いていると足元からキジが飛び立つとの経験談を聞いたことがあります。
キジは強い飛翔力を持っていますが、普段は地面の上を歩いて暮らしています。ですから、
身を隠す草むらがなくなると暮らしていけなくなります。地上には敵も多いのです。
敵から逃れるために草むらに身を隠したつもりが尻尾までは隠せなくて意味を成さないことの
例えに「頭かくして尻隠さず」のことわざがありますが、これはキジの習性を見てのことだそうです。
そう言われればキジの尻尾は長くて目立ちます。派手なのは顔だけではありません。