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ヘイケボタル通信番号 8
2009/07/25
 

 平成21年7月18日(土)午後7時30分に新横浜公園北側園地でヘイケホタルの観察会を行いました。
 報告です。
今年の北側園地のヘイケボタルの発生は去年に比べ、時期も遅く、数も少ないので観察会を開催するかどうか迷って、ぎりぎりまで日程が決まりませんでした。
 観察会を行わない選択肢もありましたが、ヘイケボタルの里親になってくれた子供たちに見てもらいたい「横浜ほたるの会」の気持ちと、ぜひ、見てみたいとの、里親になってくれた子供たちの気持ちが一緒になって今回の観察会となりました。
 結論から言うと、1頭のヘイケボタルの発光も確認できませんでした(午後8時20分現在)
 先日(7月13日)の調査では去年並みの発生数を確認し、公園灯も消してもらい、発生場所も以前より暗くなっていたので心配はしていませんでしたが、残念な結果となりました。
 里親になってくれた子供たちには申し訳ない気持ちで一杯です。
 夜、暑い中70名を越える多くの方々に参加いただきました。
横浜国大附属小学校の子どもたち(今は中学生ですが)PTAの方々、鶴見大学の生物部の皆さんにお礼申し上げます。
 発生数が少ない原因はいくつか考えられますが、推測の域を出ていません。
 これから調査を進め新横浜公園が「ヘイケボタルの里」となるように事業を進めてゆきます。
                                                                    


北側園地の観察会  ホタル発光実験
↑ 北側園地の観察会です。            ↑ ホタルの発光の実験です。
  ホタルは明かりが苦手です。            丸茂先生が右手に持っている青く光
  この暗さで1ルクスあります。            るビンの中にホタルと同じ発光物質が
  ルクスは照明の強さの単位で都市公園     入っています。ホタルの発光はルシフェリンと
  の照度基準が1ルクスです。            ルシフェラーゼの科学反応と言われています。
                               今は、人工的に生成され市販もされています。


  


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