★ 写真 ミソハギです。
撮影日時: 平成21年8月21日
場 所: 北側園地多目的運動広場東側水路
暑い日が続きます。北側園地は今、夏枯れで色彩に乏しい時期です。
その中に少しですがピンクの花が目に付きます。ミソハギ(ミソハギ科の多年草)です。
名前の由来は諸説あるようですが神事仏事にまつわるものが多いようです。
神事の「禊」にかけてミソギハギ(禊萩)それが短くなって「ミソハギ」との説が一般的のようです。
ちょうど咲く時期が「お盆」と言うことでボンバナ(盆花)とも呼ばれることもあるそうです。
確かにこの時期、仏前に供える花に事欠く季節でもあります。
そんな時期にはありがたい花です。
このミソハギは今年5月に植栽したものですが3ヶ月で根を張り花を咲かせました。
水辺、湿地を好む丈夫な草花です。ミゾハギ(溝萩)と呼ばれる地域もありますから水には
縁のある植物です。
ミソハギ科の草花で私達に馴染みのものはミソハギですが、樹木ではサルスベリ(百日紅)
が知られています。
サルスベリは亜熱帯、熱帯に分布する樹木で日本の盛夏に燃えるような紅い花を咲かせます。
キョウチクトウ(夾竹桃)と並んで盛夏の花です。
その暑い夏も終わり。二十四節気ではもう「処暑」です。