★ 写真 ウナギ(ウナギ目ウナギ科)です。
撮影日時: 平成21年8月27日
場 所: 北側園地投てき場上流側減勢池
ウナギです。
蛇ではありませんからご安心ください。
外来魚調査の定置網に入っていました。
網を引き上げたときには死んでいましたが、この池にはウナギもいるのです。
体長50cm位のウナギでした。大きくなると1mにもなるそうですから、まだ、
子供なのでしょう。
でも残念なことをしました。
ウナギは淡水魚の王様です。
食材としても人気があります。
鮎や鯉も欠かせませんが「土用の丑の日」の様な記念日は持っていません
(地域によってはあるかもしれませんが)。
土用の丑の日にウナギを食べる習慣は江戸時代に蘭学者?の平賀源内が
発案したとの説が有力です。
土用に「う」の字の付く食べ物を食べると夏バテしないとの民間伝承が
あり、それをヒントにこのような習慣を作ったのだそうです。
「う」ですから鰻ではなくても良かったようですが。
ウナギは馴染みの魚ですが、その生態は意外と分かっていません。
川と海を行き来するのは分かっていますが、どこで産卵し、どのようなルート
で日本まで来るのか? 最近の調査で産卵場所はかなり正確に特定されている
ようですが、なぜ、あんな遠くまで(マリアナ海溝付近)よく道に迷わないものですね。
このウナギも旅の途中だったのでしょうか。