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新横浜公園生き物観察日記(105)
2009/12/18
 


★ 写真  コサギです。

撮影日時: 平成21年11月27日
場  所: 北側園地保護区


 コサギです。餌を探して水の中を足で探っています。

 コサギはサギ科シラサギ属の留鳥で白鷺の中では一番馴染みのある鳥です。シラサギはその体の大きさでダイ(大)、チュウ(中)ショウ(小)と分けられ、一番小さいからコサギ(小鷺)です。分かりやすい分け方のようですが、屋外で遠目で見ると案外と分かりません。大と小は分かり易いのですが、中と小は見分けが難しいように思います。コサギ(小)に近いチュウサギ(中)もいれば、チュウサギに近いコサギもいると言うことでしょうか。

 もっともシラサギと呼ばれるものは、この3種だけでなく冬羽のアマサギもそう呼ばれています。白いサギなら、皆、シラサギです。なかでもコサギは新横浜公園でもよく見る事ができますが、数が多いわけではありません。群れた姿も見た事がありません。鷺山と呼ばれるコロニーを作る習性の割に行動は個別的で、採餌方法も他のサギとは違います。足で池底を探るようにかき回し、獲物を追い出し捕まえます。足技が得意ならサッカーも上手なのではないでしょうか。華麗な足さばきをフィールドでも見てみたいものですね。