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ヘイケボタル通信番号(9)
2009/12/06
 
 平成21年11月21日(土)午前101時頃から北側園地の保護区内のザリガニ、ウシガエル駆除を兼ねた生物調査を鶴見大学の佐々木先生、新羽中学校の田中先生と自然科学部7名の協力で行いました。
 この保護区には今年春600頭のヘイケボタルの幼虫を放流しましたが発生したのはたったの1頭と言う、惨憺たる結果に終わった場所です。
 その原因の一つとして「ザリガニ」の食害があげられ、今回の駆除となりました。
 ザリガニの駆除がしやすいように草を刈り手網とスコップで捕獲作業開始。手網で取れるザリガニは小さなものですが、巣穴にもぐっているザリガニは大きくその中の1匹は抱卵していました。2時間の作業でザリガニ(大)7匹(小)92匹、ウシガエルのオタマジャクシ(大)14匹(小)123匹を捕獲しました。その他にはギンヤンマのヤゴ、イトトンボのヤゴ、魚ではカダヤシ、ハゼの一種が捕れました。

保護区の現況写真。
1週間前に草刈は終わっていましたが、排水は先日の雨のせいもあってこれが限界です。

ザリガニの捕獲中、巣穴を見つけスコップで掘り下げてゆくと赤い大きなザリガニが見つかります。
自然科学部の生徒たちは冷たい水で泥んこになりながらも捕獲のたびに歓声を上げていました。