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ヘイケボタル通信 12
2010/06/19
 

平成22年6月13日(日)午前11時頃から横浜ほたるの会と新羽中学校自然科学部のみなさんがヘイケボタルの幼虫を放流しました。
放流場所は北側園地の田んぼです。数時間前に田植えが終わったばかりの田んぼです。
去年、この湿地に600匹の幼虫を放流しましたが発生の確認できたのはたったの1頭と言う惨憺たる結果でした。ホタルの幼虫を食害するアメリカザリガニが原因ではないかとのことで、冬季に駆除を行いましたが不十分なままで終わっていました。
そこで、この湿地の水を干しての壊滅作戦を行いましたが完全に水を抜くことができず、仕方がないので湿地の一部を田んぼとすることでアメリカザリガニの侵入を防止しようとしたものです。と、言うことで、今、この田んぼにアメリカザリガニの姿はありません。
放流した幼虫は170匹くらいですが終齢幼虫なのですぐにでも上陸を始めるのではないかとのことです。
ゲンジボタルは今が発生のピークですが、去年に比べ発生数が少ないようです。4月の冷たい気候が上陸の障害となったのではないかと考えられていますが、こればかりはどうしようもありません。


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↑ 放流前の説明                             ↑ 幼虫の放流
 田植えの終わった田んぼを前に横浜ほたる              大切に育てたヘイケボタルの幼虫の放流
 の会丸茂先生の話です                          です。1か月先が楽しみです