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新横浜公園生き物日記(123)
2010/06/06
 


↑ 写真右上、中央よりに親鳥がみえます。わかりますか?

← 卵が4個ありました。
★ 写真  ヒバリの巣です、
撮影日時: 平成22年5月21日
場  所: 新横浜公園北側園地第二グランド内


飛んでいるヒバリ(ヒバリ科ヒバリ属)は北側園地では珍しくありません。
 でも、巣を見ることは稀です。ヒバリは警戒心の強い鳥です。簡単には見つけさせてはくれません。
でも、こんなところに巣を作らなくても、と、思います。整備中のグランドの中です。それもきれいに刈り込まれた芝生の上です。人と犬の立ち入りはありませんが。
 見通しが良い場所に巣をつくるのは、敵を早期に発見するには良いでしょうが、守るにはどうでしょうか。それでなくてもカラスの多いところです。
ヒバリが抱卵している姿は横からは良く見えません。ヒバリの背中の線と地面の線が一直線になります。草原で生きてきた知恵と度胸はさすがです。
繁殖期にヒバリは縄張りをつくります。その面積は5,000??1haくらいだそうですからこのグランドとほぼ同じ広さです。子育ての条件はそろっているようですが、芝刈だけは予想外だったのではないでしょうか、ヒナが巣立つまで芝刈りは中止しています。
ヒバリのヒナは9?10日で巣立つそうです。6月初めにはグランドを走るヒナの姿が見られるのでしょうか。