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新横浜公園生き物日記(124-2)
2010/06/16
 

カルガモの親子← 子連れのカルガモです


← ?カルガモの卵です

★ 写真  カルガモの親子と巣と卵です
撮影日時: 平成22年6月10日
場  所: 北側園地第二グランド横の水路と麦畑の脇

 今回の観察日記はカルガモ二題です。
まず一話、手前の草が邪魔をしてよく見えませんが親子連れのカルガモです。
 カルガモ(カモ目カモ科)は新横浜公園では一年中見ることができるのでそれほどの有難味はないのですが、この時期のカルガモは一味違います。普段では見向きもしない大物狙いのバードウオッチャーも思わずカメラを向けます。
 子連れは、これはカルガモに限りませんが警戒心が強くなり、人の姿を見ると動きを止
めます。親鳥を先頭に長くなっていた隊列がひと固まりになり気配を消します。そうして
しばらく様子を見て、また、動き始めます。ヒナを狙う外敵も多いのでしょう、ヒナが大
きくなるのはもう少し先です。
 二話、ヒナを連れて避難できればいいのですが、こちらは(写真?)どうしようもありません。草刈りの途中で気がつきました。もっと早く気がつけばよかったのですが親鳥も巣を離れていたのでしょうか。慌てて草刈りは止め、刈った草を目隠しに積み、親鳥が巣を放棄しないことを祈ってその場を離れました。
 次の日に怖々覗きに行きました。遠目からですが親鳥の頭のようなものが確認できました。巣の放棄は免れたようです。早くヒナがかえってほしいと思います。
 新横浜公園は、今、命あふれる季節です。