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サクラソウ前線 Vol.26
2010/06/18
 

花も終わり、新横浜公園北側園地のさくらそうの水辺は草茫茫(ぼうぼう)です。
定期的な草刈りは行いますが、家庭菜園のような除草はしません。そうするとどうなるかと言うとサクラソウの植わっている水辺は草茫茫となります。
さくらそうが草に埋もれています。でも、枯れることはありません。サクラソウも元はと言えば野草ですから他の植物との競合には慣れているようです。
周りの草が伸び、日陰になると背も高く葉の色も緑濃くなります。逆に強い日差しにさらされると葉は黄緑色になり葉も固く締まってきます。
そんな時に横浜さくらそう会の皆さんが、手入れを兼ねてサクラソウの植え込みをしてくださいました。総数で100株くらいでしょうか。会員丹精のサクラソウです。
さくらそうの水辺プロジェクトも3年目に入り植える場所や植え方にも工夫があります。サクラソウは思ったより乾燥に強く、過湿には弱いようです。植木鉢での栽培と地植えの違いはあるのでしょうが、地植えの方が急激な環境変化にあわないで済むということでしょうか。
これからもさくらそう会の試行錯誤が続きます。

 
  ↑植えたサクラソウの一部。手前のパレット           ↑苗の植え込み、水路から少し離して植え
  は実生苗です。この場所で育つか実験です           ています