↑ カルガモの親子です。草むらを匍匐前進中です
↑ 園路の上を整列歩行中。これが本当の「カルガモ走行」です
★ 写真 カルガモの親子です。
撮影日時: 平成22年7月8日
場 所: 北側園地減勢池側緑地
この時期、新横浜公園で目撃例の多い生き物です。観察日記に登場するのも4回目です。
このカルガモの親子は観察日記124号で紹介した卵の雛たちです。6月28日に巣離れを
し、もう、こんなに大きくなりました。
親子連れで園路を横断してゆく姿はいつ見ても心温まる光景です。のんびりしている様
に見えますが、親鳥は園路を横断する時には首をのばし左右確認を怠りません。人影があ
ると草むらに戻り人が通り過ぎるのを待ちます。交通ルールを知っているかのようです。
そういえば、交通用語の中に「カルガモ走行」と言うのがあります。短い車間距離で行
う連続走行のことで、その姿をカルガモの親子連れに見立ててのネーミングで車群走行と
も呼ばれています。燃費向上、交通混雑緩和に効果があるとのことですが、前の車にピタ
ッとはり付き料金所を通過する不正走行も「カルガモ走行」と呼ばれています。でも、こ
れはカルガモには罪のない話です。
先頭の車を風よけにして走るのはF1レースや自転車競技の団体戦ではよく見かける光
景ですが新横浜公園のカルガモ走行、いや、歩行はそんな慌ただしさとは無縁です。