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ヘイケボタル通信 16
2010/07/16
 

新横浜公園のヘイケボタル発生報告4回目です。
平成22年7月14日(水)午後8時30分に新横浜公園北側園地のヘイケボタルの調査を行いました。
昨夜雨が降り、朝には快晴、昼間は気温も上がったので沢山のヘイケボタルの発生を期待しましたが確認できたヘイケボタルの数は21頭でした。
調査の順番は
午後8時30分、横浜ほたるの会、新羽中自然科学部が6月13日に放流した水田と隣の草はら。
午後8時45分、1号水路のアシの繁茂している場所。残念ながらどちらにもヘイケボタルの発光は見られませんでした。
午後8時50分、1号水路と2号水路の合流点の2号水路側。光っている場所は前回(6月30日)と同じですが頭数が減っています。ヘイケボタルは草むら、岩のかげ等の暗い場所に止まって光っています。地面を這っているホタルはいません。
午後9時頃テニスコートの照明が消えると、人の目ではかなり暗くなったような印象を受けますが、ヘイケボタルの行動にそれ程目立った差は見られません(私にはそう見えます)。
でも、この頃からが新横浜公園のヘイケボタルが一番活発に行動する時間帯です。
午後10時、公園内の全灯消灯。消灯後に、もう一度、最初の調査地点(田んぼと草むら)に戻りホタルの発光を捜しましたが、見ることはできませんでした。
終齢幼虫を放流したので幼虫に問題はないはずですが、そうすると上陸場所に問題があるのでしょうか。突然の大雨で水位が上昇し、蛹になった幼虫がおぼれて死んでしまったのでしょうか。


↑ 枯れ草に止まって光っています。小さな光ですが暗い所でみるととても強い光に感じます  


ホタルの見れる場所は→こちら