スタッフブログ|日産スタジアム
芝生観察日記 第23話
2010/10/15
 

芝生観察日記の第二十三話です。
平成22年10月6日

  冬芝が発芽しました!!
  種を播いてから5日で冬芝が発芽しました。
  ベースとなる夏芝(バミューダグラス ティフトン419)の間からツンツンと針のように淡い新緑の芽が立ち上がっているのが判りますか。まだ芝生とは呼べない状態です。人間なら生まれたての赤ちゃんです。
  一人前の芝生になるのは来年の春ですが、夏芝のお化粧としては1か月くらいあれば綺麗なグラウンドになるでしょう。目安は一つの種から出た芽が、4枚目の葉を出した状態です。

             

それまでは大切に育てます。なにぶん赤ちゃんですから!
  そして今日から子育ての第一歩です。通常は人が機械に乗る芝刈り機を使いますが、これでは機械の重さで新芽を潰して生育を遅らせるため、最初は新芽に負荷をかけないように自走式芝刈り機を使います。約8,000平方メートルあるグラウンドを2台の芝刈り機で約2時間かけて刈ります。これが実に大変です。その距離およそ6万歩!子育ては大変です。