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新横浜公園に「帝王ダリア」が今年も咲きました。
2010/11/23
 

二年ほど前から挿し木を始め、花芽を付けたのは昨年に続いて3回目です。今年も昨年の株を株分けして昨年の6本から増やそうと試みましたが、残念ながら株分けに失敗したり台風で折れたりと昨年より少ない5本しか花芽を付けることができませんでした。
それでも、生き抜いた5株が大輪の花を咲かせ始めました。開花は10日でしたから昨年よりも3日ほど遅れました。これから約1ヶ月間霜にあたるまで次々に花を咲かせると想うので、今月
末から12月の始めまでが見頃となるでしょう。

咲いている場所は、日産フィールド小机に隣接した中央広場の一角にある花壇です。
まだまだこれからが見頃です。是非足を運んでみてください。
          
簡単に「帝王ダリア」についてご紹介します。
品名    帝王ダリア(別名 コダチダリア)
科/属性  キク科 ダリア属
原産    メキシコ、コロンビアなど中南米
草丈    2.5?4m、生育環境や手入れ次第では5mになる超大型
花色    ライトラベンダーピンク
花径    15?内外
花付    1本当たり15?50輪 

【開花時期】
大晩生10月中旬から12月上旬(地域差がありますが、霜が降りる頃までです。)
【生育特性】
ダリアの仲間で唯一木質科する種であり、樹高は5m程度にもなります。葉も大きく、対生で1節から2枚発生しますが、生育旺盛な株であれば3本出ることもあるようです。花芽分化、開花は日長に左右されると言われていますが、一般的には上記のような時期とされています。中南米の標高900?2700mの比較的高地の原産ですが、低温には弱く、霜に当たると地上部は枯れて、冬季は塊茎の防寒が必要です。