スタッフブログ|日産スタジアム
新横浜公園生き物日記(153)
2011/01/12
 

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★ 写真  氷柱(つらら)ができました
撮影日時: 平成23年1月7日
場  所: スタジアム東ゲート橋入口

 年明けから良い天気が続きます。昼間の日射しは暖かいのですが、夜は放射冷却現象により気温は下がります。東ゲート橋の両脇を飾っているハンギングフラワーに氷柱ができました。新横浜公園は思った以上に寒いのです。
 ハンギングフラワーには灌水のための配管がしてあり、日に2回自動で給水されるようになっています。1回目の給水時間は午前5時頃で、今の時期なら一番寒い時間ではないでしょうか。給水される水量は極わずかですがそのわずかな水がこのような氷柱を作りました。氷柱は水が凍って出来るものですが、温度が低ければできるというものでもありません。このような形になるにはある条件が必要になります。その条件とは「凍っていない水」が必要と言うことです。水が冷気によって冷やされ氷になり、その氷の表面をまた水が流れ、また凍る。この繰り返しにより氷柱は出来ます。霜柱もできる場所は違いますが同じです。霜柱ができる仕組みについては観察日記60、108号にも書いています。季節ものとは言え二番煎じの感は否めませんが。
 氷柱ができるような寒い朝は空気も澄み、朝日に輝く富士山も輪郭がはっきりして大きく見えます。今年も良い年でありますように。