★ 写真 富士山にかかる笠雲です
撮影日時: 平成23年2月27日午後5時30分頃
場 所: スタジアム西側2階通路から
空気が乾燥している冬には富士がくっきりと見えます。その時期もそろそろ終わりです。
国土交通省関東地方整備局のホームページ「関東の富士見百景」に「ダイヤモンド富士」
の欄があります。「ダイヤモンド富士」とは富士山頂に太陽が沈む瞬間の光輝現象を指すもので、ちゃんとした定義もあります。ホームページにはダイヤモンド富士を見ることのできる場所、日時の一覧があり新横浜公園(多目的遊水地)もその中に入っています。
日時も2月26日?27日とあったので日没を待っていたのですが、雲が出てきて「ダイヤモンド富士」を見ることは出来ませんでした。
ただ、富士山頂に掛かる雲、別に珍しくはないかもしれませんが、笠雲です。富士は標高の高い単独峰ということもあって、様々な型の雲を見ることができます。富士にかかる雲の型で明日の天気を予想することは昔から行われており「富士が笠をかぶれば近いうちに雨」の言葉もあります。実際に富士に笠雲がかかった次の日の雨の確率は70%以上との統計があります。笠雲とつるし雲がセットになった時の確率は80%以上とのことです。
天気予報としては十分に信頼できると言ってよいでしょう、事実、この次の日28日は朝から冷たい雨でした。