ヘイケボタル通信
通信番号:22
6月4日(土)午後5時から新横浜公園のヘイケボタルの観察会がありました。
NPO法人鶴見川流域ネットワーク(略してTRネット)主催のヘイケボタル観察会
です。
観察会はお話と観察会の2部構成です。講師は桐蔭学園高校の池谷先生。
子どもが興味をひくように配慮されたパワーポイントを使ってのお話でした。
クイズは子供向けでしたが、映し出される映像はハイレベルで会場からも驚き
の声が上がっていました。
今は映像技術も良く、この時期ホタルを題材にしたテレビ番組でも、少し前なら決
して見ることはないだろうと言うような、驚きのシーンを見ることができますが、卵
からホタルの
幼虫が孵化する瞬間の映像はテレビでも見たことはありません。
お話が終わり、質疑応答の時間になると多くの方からの挙手があり,ホタル人気
の高さを再認識させられました。
話が終わっても、まだ、外は明るいので一休みして後半の部に備えます。
そろそろ暗くなった7時過ぎ、参加者の確認をして新横浜公園のホタルを放流した
場所に向かいます。
100人を越える人が参加していました。公園は節電のため公園灯の半数しか点い
ていません。
テニスのナイター照明は点いていましたが、それでも去年に比べれば、暗く、ホタル
観賞には好都合でした。
そうこうしているうちに放流した場所に到着。暗闇に小さな光が見えます。一人が見
つけると「いたー」の声が上がり、皆の視線がそちらに集まります。また、別の所から歓
声が上がります。
天気にも恵まれ、今日の参加者数くらいの頭数はいたと思います。
ホタルの見える範囲も少しづつ広がっていて、どこまで広がるか、これからが楽しみ
です。
新横浜公園のヘイケボタルは小さな光ですが、とても魅力的な光です。
皆さんも一度足を運んで見てください。
講演会風景です
テニスコートの横を通って行きます。人工の照明がいかに明るいか実感できます。
ホタルの発生地です、この写真は昼間撮ったものですが、この草むらの中にホタルが光ります。
「ほたる狩り」季節の風物詩でもありますが不思議な光です。
この光に魅了されない人はいないのではないでしょうか。
ゆかた掛けでうちわを持って来たいですね。