スタッフブログ|日産スタジアム
ジュニア五輪2011
2011/11/18
 

日産スタジアムと聞いて、皆さんはどんな風景を思い浮かべますか?

Jリーグ等、サッカーを観戦にいらっしゃる方は、広々とした天然芝のピッチに白いラインが引いてあり、両端にゴールが置いてある様子でしょうか。
スタジアムは様々な顔をもっています。例えば、このサッカー用のゴール、常に芝生の上に置いてあるわけではありません。利用の形態に応じて、その都度準備をしているのです。

競技場には、とても大きな倉庫があります。その中に、サッカーゴールや選手のベンチ、他にも、陸上競技用の用具、時間を計測したり記録を表示したりする電子機器などをしまっています。
陸上の器具は、一人では到底運べないような大きなものから、掌に載る小さなものまで、多岐にわたっています。それらが多数登場するイベントの一つが、「ジュニアオリンピック陸上競技大会」。今年も、10月28,30日に行われました。

ジュニアオリンピックは、各都道府県代表の中学生達が集う、非常にレベルの高い大規模な競技会です。種目は、100m・200m・800m・1500m・3000m、110mハードル、100mハードル、走高跳、砲丸投、円盤投、ジャべリックスロー、4×100mリレー。日本陸上競技連盟が主催し、神奈川陸上競技協会が運営に携わりました。

陸上競技の経験が無い私ですが、倉庫から出された陸上備品たちが、一体どのような活躍をしているのか。スタジアム管理の仕事をしていると、気になるところです。
用器具担当の役員さん達は、競技の進行と合わせて、テキパキと用具の入れ替えをします。
ジュニア_IMG_2505スタート.jpg

3000mの2段スタートでは、2つのグループが混在しない様、各レース毎に縁石を等間隔に並べます。その手際の良さは職人技。ジュニア_IMG_2459_3000m縁石並べ.jpg
選手の皆さん達は、自身の記録を伸ばすことに集中していると、運営スタッフの仕事に気付きにくいかと思います。良い記録を出せるよう、最高の舞台を整えてくれている人達がいます。

朝早くから遅くまで運営に携わった役員の皆様、お疲れさまでした。
ジュニアIMG_2551陸協集合.jpg