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『新横浜公園市民活動支援事業活動報告』
2011/11/09
 

 10月19日(水)、市民活動支援事業「地域の伝統文化を体験し、自然を学ぶ会」の主催団体である新羽町内会の皆さんにより「体育の日」に刈り取った稲の脱穀作業が行われました。
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 田植えと稲刈りは、多くの人に参加していただき、イベントとして賑わいましたが、今回の作業は曇天の下、新羽町内会の方たちだけで粛々と、でも楽しく、行われました。
 昨年導入した足踏み脱穀機も慣れないと作業が進まないばかりか、機械が壊れるため踏むのにコツがあり、誰でもが任せてもらえるわけではありません。また、想ったよりも重労働です。
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 この日、脱穀された稲は、新羽町内会で12月の歳時として行われる餅つき用のお米と新羽地区に古くから伝わり、横浜市の『無形民俗文化財』である「注連引き百万遍(しめひきひゃくまんべん)」という稲ワラで編んだ飾り物に使われます。
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 今年は水田の面積が広がり、スズメなどの鳥害も無かったので豊作です。軽トラックに山盛りの稲ワラは今、新羽小学校と中学校のフェンスに干してあります。皆さん、お疲れさまでした。