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はなの便り(5)
2011/11/11
 

 新横浜公園に「帝王ダリア」が今年も咲きました。
 三年ほど前から挿し木を始め、花を咲かせたのは今年で4年目です。今年は株分けを行えなかったので昨年と同じ5株が大輪の花を咲かせています。台風12号、15号という強い台風に一時は横倒れして今年は難しいかなとは思っていましたが無事に花が咲いてホッとしました。
 最初の一輪が咲いたのが8日でしたから昨年よりも2日ほど早い開花です。これから約1ヶ月間霜にあたるまで次々に花を咲かせると想うので、今月末から12月の始めまでが見頃となるでしょう。

咲いている場所は、日産フィールド小机に隣接した中央広場の一角にある花壇です。
まだまだこれからが見頃です。是非足を運んでみてください。


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簡単に「帝王ダリア」についてご紹介します。
品名
帝王ダリア(別名 コダチダリア)
科/属性
キク科 ダリア属
原産
メキシコ、コロンビアなど中南米
草丈
2.5~4m、生育環境や手入れ次第では5mになる超大型
花色
ライトラベンダーピンク
花径
15cm内外
花付
1本当たり15~50輪 
開花時期
大晩生10月中旬から12月上旬(地域差がありますが、霜が降りる頃までです。)
生育特性
ダリアの仲間で唯一木質科する種であり、樹高は5m程度にもなります。葉も大きく、対生で1節から2枚発生しますが、生育旺盛な株であれば3本出ることもあるようです。花芽分化、開花は日長に左右されると言われていますが、一般的には上記のような時期とされています。中南米の標高900~2700mの比較的高地の原産ですが、低温には弱く、霜に当たると地上部は枯れて、冬季は塊茎の防寒が必要です。