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サクラソウ前線 vol.44
2011/12/11
 

 一昨日の冷たい雨がうそのように良い天気になりました。
サクラソウの植え替えは冬季の屋外作業ですから、晴天は助かります。
 今回の植え替えは中山中学校です。中山中学校は「新横浜公園のさくらそうの水辺づくり」の里親の一つです。「中山」と言う品種名つながりでサクラソウを育ててもらって3年経ちます。
中山中学校産のサクラソウは中学校の皆さんの熱心な世話のお陰で順調に育ち、現在、プランタ34個に増えています。
 今回はこのプランタの苗の植え替えです。
 このプランタの苗は、昨年植え替えをせず育てたものです。大きな株を作るために試しに植え替えをしなかったのですが、期待通りの大株になってはいませんでした、残念。
 作業は、プランタをひっくり返して根(芽)を探すことから始まります。すべてのプランタには品種ごとの名札が付いていますから、苗がまじりあわないように注意しながらの作業です。
 品種によって生育の良否が良く分かります。一概には言えませんが、野生種の方が強いようです。
 2時間強の時間で植え替え作業は終了です。出来高はプランタ21個でした。
 「鉢植えは毎年植え替えないとダメだな」が、作業後の皆の感想でした。
植え替えの様な地道な作業の積み重ねが来年の春の実りを約束します。来年の春が楽しみです。
中山中.jpg
↑ 品種が混じり合わないように、プランタひとつひとつの作業です
中山中2.jpg
・撮影日:平成23年12月5日
↑ 出来上がり。でも、これが終わりではありません、これがスタートですね。