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サクラソウ前線 vol.45
2012/01/27
 

 昨日の夜降った雪で校庭も白くなっていましたが、午後までには雪はとけて校庭のところどころに水溜りを作っていました。今日も冷たい一日でした。
でも、そんな冷たい日に小机小学校の6年生がサクラソウの掘り上げをしてくれました。このサクラソウは6年生が5年生の時に植えて、一年世話をして育ててくれたものです。
掘り上げ作業の前に、横浜さくらそう会の三宅さんからサクラソウについてのお話がありました。
 「サクラソウは古典園芸植物として昔から多くの人に愛好されてきただけでなく、自然環境の変化に敏感で、環境指標植物としても大切な植物です。だから、サクラソウを知ることはサクラソウが育つ環境(このような関係をエコシステムと呼びます)を知ることにつながり、引いては人間の生活している地球環境とは何かを考えるヒントにもなる」そんなお話でした。
 お話の後、皆で7個のプランタからサクラソウの芽(根)をほりだし、水洗いしビニール袋に保存しました。
去年植えたのは生徒数と同じ数でした。どれくらい増えたのか楽しみにしていましたが、採れた苗は150くらいでした。今日採取された苗の半分は5年生に引き継ぎ、残りは新横浜公園の北側園地の3号水路に植えてもらいます。
 新横浜公園に植えるのは明後日26日です。
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【撮影日:平成24年1月24日】↑ 横浜さくらそう会の三宅さんのお話です。

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↑ 採取されたサクラソウの苗の一部です。白く見えるのが芽です。