今年もサクラソウの植え付け時期が来ました。
小机小学校の5年生にサクラソウの植え付けをしてもらいました。前日の天気予報だと午後は雨でしたが、日の射す陽気で、体を動かすには良い天気となりました。
小机小学校の5年生がサクラソウを植えるのも、今回で5回目となります。「サクラソウ」を授業のカリキュラムに入れていただいています。
5年生が担当するには訳があります。5年生の国語の教科書に「サクラソウとトラマルハナバチ」の話が載っており、生物多様性や植物と昆虫との共生関係を習うので、サクラソウと言う植物を実際に育ててみて、授業で習ったことの理解を深めようということがその理由です。
ところが、今年、国語の教科書が改定されたので、今の5年生は「サクラソウとトラマルハナバチ」は習っていないのだそうです。サクラソウについての予備知識なしでは、横浜さくらそう会の三宅さんのお話は、少し難しかったかも知れません。
でも、5年生の皆は、プランタに入れる土づくりから、植え込み、整地までを手際よくこなし、一クラス二つのプランタを作ってくれました。あと2カ月もたつとウサギの耳のような小さな芽が出て、きれいな花を咲かせてくれるでしょう。
↑ サクラソウの育て方を教わっています。サクラソウは寒さには強いそうです。
↑ サクラソウの苗を植えています。丁寧に表面の土を均します。
撮影日:平成24年2月13日
↑ 散水して、プランタの土を落ち着かせて。サクラソウの植え付け完成です。