★ 写真 ハシボソガラスの行水です
撮影日時: 平成24年3月2日
場 所: 北側園地3号水路
スズメと並んで旧い付き合いの鳥です。昔は童謡にも歌われ人気もあったのですが、何時の頃からかゴミ置場を荒らす都市の鳥として駆除の対象となってしまいました。
今でこそカラス(スズメ目カラス科の留鳥)は野鳥ですが、昔は神様のお使いで熊野那智大社の守り神でもあります。もちろん、ただのカラスではありません「ヤタガラス」と言う三本脚の烏で太陽を棲みかとしているカラスだそうですからスケールが違います。日本サッカー協会のエンブレムにも使われています。
新横浜公園のカラスはそんなに偉くはありませんが、頭は良い方です。新横浜公園で良く見るカラスは2種、ハシブトガラスとハシボソガラスです。その名のとおり嘴(くちばし)の大きさで見分けることができます。生息場所はハシブトガラスが森に棲み、ハシボソガラスが平地に棲み分けていましたが、生息環境の変化でハシブトガラスが都会に出てきて人間とのトラブルを引き起こし、嫌われ者になってしまいました。でも、悪いのは人間でカラスではありません。先ほど新横浜公園のカラスは頭が良いと言いましたが、新横浜公園のハシボソガラスは、クルミの実を空中からアスファルトの園路に落とし、割って食べる行動をしています。どこで習ったのか知りませんが、頭、良いですね。