先月耕運した新横浜公園北側園地の田んぼに田植えを行うイベントが6月9日にありました。このイベントは新横浜公園内の活動を支援する「市民活動支援事業」の一つで、新羽町内会の方々が地域の子供達に伝統文化を伝えたいという思いから、「地域の伝統文化と自然を学ぶ」という事業名で4年前から活動して頂いています。イベント当日、関東地方梅雨入りが発表され、あいにくの雨となってしまいました。そのため、イベント自体は中止として、田植え作業だけ主催者の一部の方と我々スタジアム職員で行いました。また、麦刈り、花の植込みも行う予定でしたが、雨のためこのイベントは中止となりました。
　町内会の方々が例年行っている2区画に加え、今年から日産スタジアム運営ボランティア環境美化部さんが開墾した1区画、計3区画の田植え作業です。今回は、うるち米ともち米を植えました。町内会の方々が用意したもち米に関しては、7割が昨年新横浜公園で育てた稲穂から苗にしたもの、3割が市販で買い足したものになります。

　一つの田んぼに7人から10人ほど入って田植えを行いました。等間隔に苗を植えられるように印のついた紐を目印に植えていきます。親子で参加して頂き、伝統も親から子へ引き継がれていきます。最近では手足を泥んこにすることも少ないので、子供も大人も我々スタッフもこのようなイベントにはわくわくします。

　次回の田んぼに関するイベントは稲の収穫と少し先ですが、その秋に黄金色の稲穂が風に揺れる景色を楽しみに待ちましょう。生育過程はまたこのブログで報告しますのでそちらもお楽しみに。
　最後に集合写真です。作業に参加して頂いたみなさんお疲れ様でした。