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はなの便り(34)
2012/12/23
 

ヒメガマ1.jpg
★写真:ヒメガマ
撮影日:平成24年12月21日
場 所:北側園地水路


写真はガマの仲間ヒメガマ(姫蒲)です。丸い筒のようなものは雌花とよばれ、めしべしか付けない花のことを指します。夏までは、この雌花の上に、おしべだけで形成された雄花がついています。夏を終えると雄花が枯れ、冬になると写真のように雌花が破裂して中からたくさんの果実が出てきます。綿毛をつけた果実は、風に流され、水辺に落ちると種を落とします。そして、また翌年に発芽します。
お正月のおせち料理に欠かせないカマボコは、漢字で「蒲鉾」と書きます。今でこそカマボコは、板の上に半円状で作られますが、昔はガマのように、串に刺して作っていたため、「蒲」という言葉を使われています。
綿毛をつけた果実は風の強い日には多く飛んでいます。水辺付近に多く植栽されているので、是非見に来てください。

ヒメガマ2.jpg