市民活動支援事業として、横浜さくらそう会の方に活動を行って頂いている「新横浜公園に桜草の水辺をつくろうプロジェクト」は今年で5年目となりました。今年も小机小学校にご協力頂きました。
昨年、5年生の時にプランターへサクラソウの苗を植込み、1年経った今年2月中旬、育てたサクラソウを掘り起こしました。6年生約100人に掘り起こしてもらい、サクラソウの苗が、どのくらい成長したかを、生徒のみなさんと確認しました。3クラスに対して7つのプランターで育てていたので、さくらそう会の方が1つ実演した後、各クラス2つのプランターを掘り起こしました。
プランターには雑草も育っていて、サクラソウの苗と雑草の根の違いがわからず、生徒が質問しながら探していました。サクラソウの苗だと推測できたら、バケツで水洗いして根を確認してもらいました。
今回掘りとれたのは60苗程度でした。数としては昨年植えた時より少し減ってしまいましたが、根の成長は確認できました。最後は片づけも生徒のみんなに手伝って頂き、この日の作業は終了しました。
1週間後、掘り起こした苗を新横浜公園の水辺に植える作業を、同じく小机小学校の6年生に行ってもらいました。約100人の生徒全員が移植できるように、横浜さくらそう会に追加で苗を用意して頂きました。
一人ひとり、苗を配り、あらかじめ土を柔らかく耕運した場所に植穴を掘り、苗を埋めるという単純な作業です。植え方は深すぎず浅すぎず、芽を上にして、埋めた後は霜で土が浮き上がらないように強めに踏み固めるなど、横浜さくらそう会の方のご指導のもと、みんなに楽しんで頂きました。
終了後に生徒さんからは「サクラソウの植え込みという、なかなかできない貴重な体験ができました。」という挨拶も頂きました。
花が咲くのは4月中旬頃です。生徒の皆さんは中学生になっていますが、その頃、そしてこの先も是非見に来て頂きたいと思います。
サクラソウの活動も5年間経ち、6年目の春を迎える今年は、約400mの水路沿いでサクラソウが見られます。春、サクラソウが咲いたら、ブログでまた報告します。