★写真:カワウ
撮影日:平成25年2月25日
場 所:北側園地 大池(仮称)
冷たい北風が強く吹く日が続いています。まだまだ、冬鳥の季節です。
今回は、冬鳥ではないですが、新横浜公園でよく見ることができる鳥を紹介します。写真中央の黒い鳥は「カワウ」です。鳥の仲間であるペンギンは、海の中で魚を捕るために飛ぶことをやめ、羽が退化しました。カワウは空を飛ぶことを諦めず、水中に潜水して魚を捕ることを得意としています。時には、水中に一分以上潜ることもあるようです。羽が濡れると飛べないため、写真のように乾かしている姿をよく見ることができます。また、飛ぶ際は助走をつけて飛ぶ姿が特徴的です。
新横浜公園の仮称大池では3から4羽のカワウが確認されています。是非観察してみてください。
★写真:ツグミ
撮影日:平成24年12月21日
冬鳥情報です。写真の鳥はツグミという鳥です。10月頃、繁殖地であるシベリア方面から群れで渡来してきますが、冬に群れは分解して、日本全国で見ることができる冬鳥の代表種です。ハトより一回り小さい鳥で、小さな昆虫や木の実を食べます。森ではあまり見られず、川や耕地、海岸など、開けた場所に生息するため、新横浜公園でも、よく確認することができる鳥です。3月頃、群れになってシベリアに帰ってしまうので、それまでに見つけて観察してみてください。
カブトムシの幼虫です。ちょっと季節外れな感じがしますが、是非みなさんにお知らせしたいと思いブログにしました。
新横浜公園では樹木の剪定、で発生した枝や落ち葉をゴミとして処理せず、細かく粉砕してから撹拌し、堆肥にして再利用しています。先日、その堆肥を撹拌しようとしたところ、中からカブトムシの幼虫が出てきました。
新横浜公園にはクヌギやヤナギなど、樹液を出す樹木が多数植栽されています。そのため、夏にはカブトムシやクワガタムシも確認されています。そのカブトムシの雌が堆肥置き場に卵を産み、孵化して成長したようです。
このまま撹拌してしまうと死んでしまいますが、来年の夏にまた、新横浜公園で少しでも多くの成虫が見られるように保護することにしました。保護した数は40匹弱です。
新横浜公園内にはカブトムシが成虫になるまでの安全な場所が見当たらず、十分な環境で育てる事ができないので、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングさんに飼育をお願いしました。
NPO法人鶴見川流域ネットワーキングさんは、鶴見川を中心とした防災教育や、河川・流域の自然、歴史、地域について、流域学習・流域交流を行っています。新横浜公園内でも年に数回自然観察会や環境学習を行っています。
カブトムシの幼虫は一時的に衣装ケースに入れて飼育しますが、今後、どのように飼育していくかはまだ検討中です。成長も含めてこのブログでも紹介していきたいと思います。
鶴見川流域ネットワーキングHP http://www.tr-net.gr.jp/
★写真:オオバン
撮影日:平成24年11月14日
場 所:新横浜公園 大池(仮称)
夜はすっかり冷え込む季節となりました。冬は植物の動きが鈍くなりますが、冬鳥が見ごろの季節になります。
写真はオオバンです。全身黒ですが、クチバシから額にかけて白いのが特徴です。足にはヒレ状の水かきがついており、泳ぎも得意で、水草や昆虫を食べます。毎年、冬に新横浜公園へやってきます。少しずつ数を増やし、今年は既に50羽ほどのオオバンが確認されています。まだ、これから増え続ければ、今年は100羽ほどの群れになりそうです。新横浜公園で一番多く見られる冬鳥になるかもしれません。是非園路から観察してみてください。
★写真:ハシボソガラス
撮影日:平成24年11月7日
場 所:北側園地
一般的なカラスでどこでも見ることができます。しかし、その一般的なカラスには、ハシボソガラスとハシブトガラスの2種類あることはご存知でしょうか。その名の通り、くちばしが太いか細いかで見分ける方法が一つです。他にも頭の形や鳴き方、歩き方と、いろいろ違いがあります。
今回、新横浜公園にいた写真のカラスはハシボソガラスです。くわえているのはおそらくクルミの実です。この後、このカラスはクルミの堅い皮を割るために、高い位置からコンクリートの園路に落していました。それでも割れない場合は車に踏ませるために車道に落したりします。どこでも見ることができるカラスだからこそ、観察してみると結構面白いかもしれません。
カラスは頭が良く、人の顔を認識できると言われています。カラスに危害を加えると、数日にわたって攻撃をうける可能性もあるので、近すぎないように観察してみてください。
★写真:アジサシ
撮影日:平成24年10月1日
場 所:北側園地大池
直撃となってしまった台風17号の影響はみなさん大丈夫でしょうか。新横浜公園では、多少ドアの故障はありましたが、大きな倒木や、大雨による越流被害はありませんでした。そんな中、台風の風による嬉しい影響がありました。
上の写真はアジサシという鳥です。渡り鳥で春、秋に日本に立ち寄ります。新横浜公園でも春、秋に1羽、2羽確認したことはありますが、台風の翌日にあたるこの日は40羽ほどの群れで新横浜公園に飛来してくれました。写真のアジサシは、まだ幼鳥で全体的に灰色ですが、成鳥になると頭が黒く、体は白くはっきりとした色になります。
短い期間ですが、新横浜公園で見られるのでぜひお越しください。
★写真:ヒメアカタテハ
撮影日:平成24年9月9日
場 所:園路沿いコスモス植栽地
久しぶりのチョウチョのブログです。
今回撮影した上の写真のチョウチョはタテハチョウ科のヒメアカタテハです。幼虫は主にヨモギの葉っぱを食べ、成虫は色々な花の蜜を吸います。写真は、今まさに満開の黄花コスモスに止まって蜜を吸っている所です。成虫の羽は外側と内側の模様が全然違います。閉じたときの模様は枯れ葉や枝に似せる擬態色となっています。
このヒメアカタテハの他にも、この日はナミアゲハ、キアゲハ、キタテハ、イチモンジセセリなど、多くのチョウチョが蜜を吸いに来ていました。今まさに新横浜公園はバタフライガーデンとなっています。コスモスの景色だけでなく、その花に集まるチョウチョも観察してみてください。
★写真:ミンミンゼミ
撮影日:平成24年8月29日
場 所:東ゲート橋入口イチョウ
セミの鳴き声を想像した時、ミンミンゼミの鳴き声を想像する人が多いと思います。鳴き声も姿も大きいセミは、正に夏の風物詩ではないでしょうか。ミンミンゼミは日本全国どこでも見ることができ、先日ブログに載せたアブラゼミと並んで一番ポピュラーなセミです。「ミーンミンミン・・・」という大きな鳴き声で新横浜公園内のいたる所で鳴いています。残り少ない夏を感じるために、是非、鳴き声を辿って探してみてください。
★写真:ニイニイゼミ
撮影日:平成24年8月22日
場 所:投てき場外周ヤナギ
8月下旬に入り残暑が厳しい気候が続いています。その暑さの中、公園内はセミの鳴く声がよく聞こえます。
写真のニイニイゼミはアブラゼミなど他のセミと比べて、小型で全体的に丸い形をしています。幼虫は泥をかぶっているのが特徴で、木の根元付近で羽化します。初夏から「チー」と鳴き始め、8月までが見頃です。9月になると中々見られない種ですが、今年は晩春まで肌寒い日が続いたので、残暑も遅くまで残れば、まだまだ見ることができるかもしれませんね。
残り少ない夏休み、是非、セミや生き物を探しに新横浜公園へ来てください。
★写真:コバネイナゴ
撮影日:平成24年8月15日
場 所:北側園地田んぼ
バッタ目バッタ科イナゴ属のコバネイナゴです。町内会の方々と日産スタジアム運営ボランティアさんが管理している田んぼで発見しました。イネ科の植物の葉を食べるため、害虫とされ、水田や草原に多く見られます。イナゴの中では一番ポピュラーなイナゴで、佃煮として食べられることもあります。夏から11月頃まで見ることができます。
コバネイナゴがいた北側園地の田んぼは、地域の方々が6月に田植えをしました。まだ穂は出ていませんが、背丈を伸ばし、どんどん成長しています。穂をつけ黄金色の風景が広がるのが楽しみです。
左:6月9日田植え作業後の稲の様子
右:8月15日現在の稲の様子
★写真:コクワガタ
撮影日:平成24年7月29日
場 所:北側園地園路沿いヤナギの木
新横浜公園にクワガタが来ました。男の子だったら一度はあこがれるクワガタムシ。森に入って、クヌギやコナラの木にクワガタやカブトムシがいないか探した人も少なくないのではないでしょうか。今日確認したのはクヌギでもコナラでもなくヤナギの木です。カミキリ虫などが幹に傷をつけ、そこから蜜がでていました。発見したのは10時過ぎのことでした。クワガタやカブトムシは夜行性で夜探すイメージがありますが、コクワガタは昼も活動します。園内にはヤナギの木の他にクヌギやコナラの木が植栽されていますので是非探してみてください。蜜が出る場所は蜂も吸いに来ますので注意してくださいね。
★写真:アブラゼミ
撮影日:平成24年7月27日
場 所:日産フィールド小机外周
7月下旬、気温と共に、虫の鳴き声も本格的に真夏となっている新横浜公園です。夏の虫の代表と言えば写真のアブラゼミという方も多いのではないでしょうか。ジリジリと油物を揚げているような鳴き方をすることからアブラゼミと言われています。日本人はセミというと、羽が茶色をしたこのセミの姿を思い浮かべる人が多いかと思いますが、世界的に見ると、羽に色がついたセミは珍しいようです。この写真は日産フィールド小机の外周に植栽されている桜の木に止まっていたセミですが、公園内では至る所で鳴いています。これから暑い日が続きセミもよく鳴くので、鳴き声が聞こえたら探してみてください。
★写真:ヒマワリに吸蜜にくるナミアゲハ
撮影日:平成24年7月5日
場 所:中央広場花壇
ナミアゲハはキアゲハに並ぶアゲハの代表種です。キアゲハに似ていますが、前羽の模様が異なり、全体的に、より黄色に見えるのがキアゲハ、より黒く見えるのがナミアゲハの特徴です。中央広場の花壇に咲いたヒマワリは、最初にポットで育てた後、花壇に移植したのですが、ポットの期間が長すぎたせいか、大きくなる前に花を咲かせてしまいました。しかし、そこにナミアゲハが飛来したので撮影することができました。本当はもっと大きくなってから花を咲かせてほしかったのですが、咲いた結果、蝶々が飛来しているので、これはこれでよかったと思っています。
北側園地にもヒマワリを生育中で、咲き頃は7月下旬から8月くらいになると思われます。北側園地のヒマワリが咲いたら、またブログにて案内しますので、楽しみにしていてください。
★写真:ウシガエルとアメリカザリガニ
撮影日:平成24年6月13日
場 所:北側園地大池
写真は北側園地の大池にいたウシガエル(左)とアメリカザリガニ(右)です。
ウシガエルもアメリカザリガニも日本中で見られますが、どちらもアメリカ原産の外来種です。ウシガエルは元々、食用として輸入、飼育されたものが逃げたり、放されたりしたことで、現在では日本中で見られるカエルです。そして、そのウシガエルのエサとして同時期に輸入されたのがアメリカザリガニです。ウシガエルもアメリカザリガニも食糧に困った時は共食いもするほど食欲が旺盛で、日本在来の水生生物達の住処やエサがなくなり個体数が減少しています。アメリカザリガニに関しては捕獲、飼育は法律上問題ありません。しかし、ウシガエルに関しては外来生物法により特定外来生物に指定され、原則として飼育や輸入、運搬等が法律で禁止されていますので捕まえて持ち帰ることのないようにしましょう。
★写真:キジ
撮影日:平成24年6月14日
場 所:北側園地大池
北側園地大池に姿を見せたキジの雄です。昔話などでも馴染みが深いキジは、日本の国鳥であり、一万円札にも刷り込まれています。
写真のように、綺麗な緑色の体に目の周りの赤色が雄の特徴です。一方、雌は茶褐色の体に黒の斑点模様と目立たない体色をしています。地面の振動に敏感で、人間が感知する数秒前に地震を察知することができる能力を持っていると言われています。
渡り鳥が北へ飛び立ち始め、新横浜公園の鳥たちが少しさみしくなってきたこの時期ですが、キジは渡り鳥ではない留鳥なので、時々園内の芝生地でも目撃される鳥です。「ケーン」という鳴き声が聞こえたら是非辺りを探してみてください。
★写真:キタテハ
撮影日:平成24年6月4日
場 所:北側園地
タンポポの蜜を吸うキタテハ(黄立羽)です。キタテハは写真の通り羽の表と裏の模様が大きく異なります。枯れ葉のような目立たない裏面(写真右)に対し、開いた時に見える表面(写真左)は鮮やかなオレンジ色をしています。写真のキタテハは夏型ですが、秋型のキタテハの表面は、黒い斑点が小さく、夏型よりもオレンジ色が強いので、より鮮やかに見えます。3月から11月まで確認することができる蝶でタテハチョウ科の代表種とされています。保護色のため、見落としやすいですが、蜜を吸っている時は羽を開いたり閉じたりしているので、是非園内で探してみてください。
★写真:コシアキトンボ
撮影日:平成24年5月31日
場 所:北側園地バスケットボールコート横
コシアキトンボが公園内で飛翔していました。
シオカラトンボに負けず劣らずよく見ることができるのに、意外と名前を知られていないトンボです。黒色の体の腰辺りに白いテープを巻いたような模様から「コシアキトンボ(腰空きトンボ)」と名付けられました。雌や成熟していない雄は、白ではなく黄色いテープを巻いたような模様になります。複数体で縄張りを持ち、違う種類のトンボと縄張り争いをしている所もよく見かけられます。5月下旬から10月まで見ることができるトンボで、飛んでいても種の判別がつきやすいので是非探してみてください。
今回の写真は非常に分かりづらいので、最後に「トンボ図鑑」様(http://tombozukan.net/tb-koshiaki.htm)より画像を引用させていただきます。
★写真:アオダイショウ
撮影日:平成24年5月20日
場 所:北側園地大池沿い草地
公園内の草地でアオダイショウを発見しました。沖縄を除くと日本で一番大きなヘビで、都市部の公園や庭先でも見かける代表的なヘビです。昼活動するヘビで鳥の卵やネズミを食べます。
新横浜公園は生物多様性に配慮し、鳥の住処や昆虫の生活圏保護に考慮して、草地の刈り込みを最低限に抑えている場所が部分的にあります。そのため、アオダイショウのように毒を持っていなくても、人に危害を与えかねない生き物も住んでいる可能性があります。しかし、アオダイショウが住めるということは、それだけ自然環境が保たれているという証となります。
ヘビは個体によりますが、人を恐れていることが多いため、こちらが近づかない限りは攻撃してきません。公園内では、今まで確認されていませんが、日本にはヤマカガシやマムシのように毒をもつヘビもいるため、ヘビを見かけても近づかないようにしましょう。
★写真:キアゲハ
撮影日:平成24年5月14日
場 所:北側園地第二運動場北側橋付近
アゲハ蝶の代表種、キアゲハです。この春になって、何度か飛翔している姿は目視で確認していましたが、素早く逃げてしまうため、なかなかカメラに収めることができませんでした。今回はアカツメクサを吸蜜している所を撮ることができました。一本のアカツメクサをぐるっと一周吸蜜し、すぐ隣のアカツメクサに飛び移りまた吸蜜していたため、多くのシャッターチャンスを作ってくれました。
幼虫の時はセリ科のニンジン、パセリなどを食べるため、害虫扱いされる事もあります。同じアゲハ蝶の代表種、ナミアゲハと似ていますが、キアゲハの方が名前の通り黄色地が強いため種の確認は難しくはありません。11月まで見られるチョウですので、園内で探してみてください。
★写真:(左)アオモンイトトンボ、(右)シオカラトンボ
撮影日:平成24年5月9日
場 所:北側園地2号水路
新横浜公園でアオモンイトトンボとシオカラトンボが確認できました。場所は北側園地2号水路、ヘイケボタルの幼虫を放流した水路のテニスコート側です。
イトトンボ科のアオモンイトトンボ(写真左)は田んぼ、公園の池や水路、沼など様々な場所に生息しています。また、出現時期も4月から11月と長いので、比較的確認が容易なトンボです。水面近くの水草に止まっていることが多いので、今回の写真のように上から見る姿がよく観察できます。飛行中も緩やかに飛ぶ特性で、見失うことも少ないので捕まえなくても種の判別が容易なトンボです。類似種が数種いることに注意する必要があります。
トンボ科のシオカラトンボ(写真右)はトンボの代表種として多くの人に親しまれている種です。シオカラトンボの名前の由来は塩をまぶしたような模様から付けられていますが、写真のように雌の多くは黄色に黒い模様がつくことから「ムギワラトンボ」とも言われています。イトトンボとは違い、飛行は素早いですが、類似するトンボが「オオシオカラトンボ」くらいなので種の判別は容易です。
運動公園は通常、水辺が少ないのでトンボやホタルを見るには難しい環境にありますが、新横浜公園は遊水地公園でもあり、水辺を有する公園なので、このような水生昆虫も見ることができます。是非このような水生昆虫も探してみてください。
★写真:ミシシッピアカミミガメ
撮影日:平成24年5月1日
場 所:北側園地草地広場周り園路
お昼過ぎにミシシッピアカミミガメの子供が園路を歩いていました。池を泳いでいる姿は時々目撃しますが、園路を歩いているのは初めてみ見ました。この日はくもり時々雨で夜からは本格的な雨になる予報で昼前からにわか雨が降っていました。こんな日でも甲羅干しでもするのでしょうか?
ミシシッピアカミミガメはアメリカ原産、ヌマガメ科の生物で、通称「ミドリガメ」として有名です。繁殖が容易で夏祭りの屋台でよく売られていることでも親しみがある生き物です。しかし、「飼えなくなってしまった」などの理由で池に放された結果、在来種であるイシガメの生息地が奪われていることにより外来種問題にも挙がっています。
カメは甲羅干しすることにより体温を上げたり、ビタミンを補ったりします。冬眠から目が覚めたカメ達は、冬になるまでは甲羅干ししているので、新横浜公園でもその姿がみられるでしょう。
★写真 (左)ベニシジミ、(右)モンキチョウ
撮影日:平成24年4月13日
場 所:北側園地バタフライガーデン
4月13日、気候は暖かく普段は吹きつける強い風も本日は穏やかでした。そのため多くの蝶々が飛翔しているのを確認できました。
公園内に多くの蝶々を呼び込もうと4年前からバタフライガーデンプロジェクトを新横浜町内会の方々のご協力の下進めてきました。写真はそのバタフライガーデンで羽を休ませていたベニシジミとモンキチョウです。
ベニシジミはシジミチョウ科の蝶々で4月から6月に見ることができます。1.5cm程の大きさで、その名の通り赤橙色と灰色の羽が特徴です。
モンキチョウはシロチョウ科の蝶々で春先から9月まで見ることができます。モンキチョウというと黄色の蝶々のイメージが強いですが、メスに関しては黄色と白の2種類があります。よって写真のモンキチョウはメスだということがわかります。
春になり花が多く咲き始めるこの時期は花だけでなく、その花に集まる昆虫達にも賑わいを感じられます。
★写真 サクラソウ
撮影日 平成24年4月6日
場 所 北側園地3号水路右岸
三寒四温とはいかず、最近では一日一日気温気候が変わる毎日になっています。本日も晴れていても肌寒く、時より厚い雲がにわか雨を降らせました。4月になった今でも暖かい日が続くことを感じられません。そんな中、春らしい便りをお伝えします。
先日芽生えたサクラソウが続々と咲き始めました。園内のサクラソウから4度目の春の便りになります。
一つ一つの個体は小さい為、決して目立つ花ではありませんが、その名の通り桜を連想される非常に季節感のある花です。4/6現在、3号水路右岸(運動広場と第二運動広場の間)を中心に20?25株程咲いていますが、写真にもあるようにまだまだ蕾の段階の株が多く、これからもっと多くのサクラソウが花を咲かせていくことでしょう。