会場整備工事
CONSTRUCTION
2017年11月~2018年3月の間、日産スタジアムでは、横浜市による大規模な会場整備工事が行われました。
2019、2020に予定されている国際大会の開催に向け、これまで以上に様々な機能が向上し、Jリーグをはじめとした様々なイベントが、より快適に楽しむことができるようになりました。
1F層のメインスタンド・バックスタンドが更新されました。
座面は、従来の固定式から、跳ね上げ式になり、前後の座席間の幅が広がり、通行がしやすくなりました。また、座面は長時間座っても疲れにくい設計で、より快適に観戦することができます。
また、メインスタンドには、ゆったり座れる特別席や、テーブル付きのペアシートが新たに設けられました。
サイドスタンド・2F層についても、今年度以降、改修される予定です。
競技場内を照らす照明は、従来のメタルハライドランプから、LED照明に更新しました。(米国のモスコ社製)
全部で580台ある照明器具は、1灯ごとに角度が調整されており、ピッチ全体を均等に明るく照らします。また、1灯ごとに点灯・消灯・調光ができ、試合前後のセレモニーやコンサートで舞台照明と一体に演出する事も可能になります。
スタジアム外周照明はフルカラーLED化により、様々なパターンでのライトアップが可能となりました。
ゲート前広場やコンコースなど、施設内の照明もLED化され、ご来場の皆様を明るくお迎えします!
競技場内のスピーカーが更新されました。(米国JBL社製)
会場内の隅々まで迫力のある鮮明な音質が届けられ、会場内のどこにいてもスポーツやコンサートがこれまで以上にエキサイティングに楽しめます!
海外からの来場者が増えることを想定し、コンコースの来場者用トイレは全て洋式化されました。
また、4F東西ゲート前のトイレは全面リニューアル。東は「カジュアル」西は「フォーマル」をテーマに、これまでよりも広く快適な空間に生まれ変わりました。
男女共用多機能トイレは、コンコースから直接入ることができます。そして、車いすが回転できる直径150cmの円が入る広さに拡張され、オストメイト設備が設置されています。
4Fコンコースには、デジタルサイネージが設置されました。東西入場口の正面に設置された大型ビジョンや、柱に設置されたモニターには、場内案内やイベント情報が表示され、分かりやすいご案内が可能となりました。