アートプロジェクト
ART PROJECT
観客席は、国内最大の72,327席。すべて個席で前席との間が90cmとゆったりしています。
フィールド内の興奮は、ハイビジョン自動走行カメラなどから両サイド2基の大型映像装置へ映し出されます。さらに、528台のスピーカーから伝わる音響で、臨場感を盛り上げます。観客席は、4分の3が屋根に覆われています。
設置場所:北ゲート 管理事務所駐車場付近
※かながわ・ゆめ国体(1998年)のシンボルを移設
作家名:川上喜三郎
作品名:地から/RisingRose,Rising Iris
種別:炬火台
材質:鉄(塗装)、ステンレス、ガスバーナー設備
寸法:H.19,980×W.7,500×D.7,500mm
(高さは国体の開催を記念して1,998cmになっています。)
<大地の生命力を糧にして、のびやかなスパイラルの頂きに大輪の炎>
肉体の躍動、精神の昂揚を市の花/バラ、県の花/ヤマユリを想いながら、植物的ダイナミズムを表現したものです。
フィールド内に設置されるため、一部観覧者の視野障害を最小限に迎えるため、細い5本のスパイラル鋼材を組み合わせ透視できる構造にしました。
フィールドの外に移されてからは大自然公園に建つ炎を頂く(灯台)。
天と地を結ぶランドマークに。
設置場所:日産ウォーターパーク&
スポーツ医科学センター エントランス
作家名:渡辺豊重
作品名:そらゆけ それゆけ
種別:天井画
材質:アクリル絵の具、銀箔
寸法:H.3,800×W.6,100mm
走る、跳ぶ、跳ねる、泳ぐ、その躍動するフォルムは翔ぶが如く舞うが如く美しい。
スポーツこそ生命をはぐくむいとなみ、それは平和と歓喜の世界をつくりだす。この輝きをイメージの根源として、のびやかで明確なかたち、純粋で鮮やかな色彩 によって表現した作品です。
さあ!歓喜にむかって「そらゆけ それゆけ」。
設置場所:メインエントランス(正面玄関)
作家名:吉川静子
作品名:色影 no.190
種別:レリーフ
材質:セラミック
寸法:H.4,500×W.4,500×D.120mm
“色影”は、自然の中にごく普通に存在する現象ですが、現象の仕方が微妙なので、私たちはまれにしか肉眼で見ることができません。私自身、1976年より、色影が光へと移行する現象をとらえようと”色影”の連作を創りました。 水も光の中で躍動することにより、あらゆる色彩 のたえまないきらめきと化します。私はそのイメージで日産スタジアム(旧横浜国際総合競技場)のレリーフを創りました。
設置場所:メインエントランス(正面玄関)ホール
作家名:テッド・タナベ
作品名:THE PROUD MEN
種 別:陶壁画(伊賀焼)
材 質:陶製タイル(約800個)
寸 法:H.3,500× W.10,500mm
寄付者:(株)エーエム・ピーエム・ジャパン
2002年6月30日、日産スタジアム(当時横浜国際総合競技場)に於いてFIFAワールドカップの決勝戦が開催されましたが、それを記念に制作された作品です。
素材を、有史以来常に人類の生活と共に使われてきた陶(焼物)に求め、近代スポーツの華であるサッカーという題材でコンテンポラリーな雰囲気を表現しています。
土は、ざっくりとした肌合いを持つ伊賀の土が使われ、制作も伊賀の地で行われました。
腕や足、顔の部分は釉薬の“火色”をかけるだけで陶のもつ独特な暖かさ、素朴さが表現され、作品に迫力や躍動感を与え、スポーツを題材にしたこの陶壁画の魅力を一層引き立てています。
バックに使われている“赤”も窯の中で釉薬が高温により流れ動くために、ひとつひとつのピースに全部違った紋様現れ、まさに焼物の美の極致と云えます。
作者は陶の持つ魅力をフルに活かしての壁画制作を常に心がけています。
制作期間は5ヶ月、使われた土は数トンになります。
設置場所:東ゲート
作家名: 山本 誠(トータルデザイン)
作品名:メッシュアートシンボル柱
種別:照明柱(スピーカー内蔵)
材質:ステンレスパイプ、ステンレスメッシュ等
寸法:H8,000×D1,000mm
メッシュアートの考え方