笑顔のスタジアム
STADIUM OF SMILES
9月20日から11月2日まで、およそ7週間にわたり全国12会場で開催されたラグビーワールドカップは、桜の日本代表も目標のベスト8を確保して、大きな反響を日本全国に与えました。ラグビーブームが起きていると実感しました。横浜国際総合競技場(日産スタジアム)では、台風19号の影響で1試合が中止になりましたが、多くの皆さんの努力で10月13日の日本対スコットランドの試合を行うことができ、ラグビーファンに喜んでいただけました。
横浜で開催された決勝戦は、南アフリカ対イングランドの注目の試合となりましたが、日本代表が敗れてしまい実力の差を思い知らせた南アフリカが、32対12でイングランドを破り、ワールドカップ3回目の優勝を遂げました。南アフリカは、本当に強いチームでした。
この試合の観客入場者は70,103人となり、これまでの当競技場の最多記録である2002年サッカーワールドカップ決勝戦 ブラジル対ドイツ戦の69,029人を超えて、歴代1位となりました。17年経って記録を更新しましたが、ラグビーワールドカップが、外国の方々を含めて、多くのファンの皆様に愛された証拠であると思っています。私どもの横浜が日本の最大規模の収容人員ですので、これからはこの70,103人が、1位を狙う目標となりますね!
今大会での横浜の入場者の一覧を見てください。
9月 | 21日 | ニュージーランド対南アフリカ | 63,649人 |
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22日 | アイルランド対スコットランド | 63,731人 | ||
10月 | 13日 | 日本対スコットランド | 67,666人 | |
26日 | イングランド対ニュージーランド | 68,843人 | ||
27日 | 南アフリカ対ウェールズ | 67,750人 |
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11月 | 2日 | 南アフリカ対イングランド | 70,103人 | 計401,742人 |
お陰様で、横浜で40万人を超えるお客様をお迎えすることができました。お世話をしていただいたボランティアの皆さまの献身的なご努力に感謝しております。
また、新横浜駅前の深夜遅くまでの賑わいや楽しんでいただいている姿を見るにつけ、これからも競技場がお役に立てれば有難いと思います。
一方で今回、新横浜や小机等の近隣駅周辺にお住まい・ご勤務の方々には、夜遅くまでご迷惑をおかけした点があったかもしれません。お詫び申し上げます。
来年には、東京オリンピックのサッカー会場になりますので、準備体制をきちんと整え、対応させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。