笑顔のスタジアム
STADIUM OF SMILES
東京2020オリンピックは、8月8日に終わりました。日産スタジアムは、男女のサッカー競技を担当しました。日産スタジアムで試合を行った国々は、男子は、コートジボワール、サウジアラビア、ブラジル、ドイツ、韓国、ホンジュラス、フランス、日本、メキシコ、スペインの全10ケ国。女子は、オランダ、中国、アメリカ、オーストラリア、スウェーデン、カナダの全6ケ国です。
男女の決勝戦は、日産スタジアムで行われましたが、男子の決勝戦は、ブラジルとスペインとなり、延長戦で2対1と、ブラジルが優勝、金メダルとなりました。女子の決勝戦は、スウェーデン対カナダとなり、延長PK2対3で、カナダの優勝、金メダルとなりました。
元々、女子の決勝戦は、11時から国立競技場で行われることになっていましたが、カナダ、スウェーデンの両チームが、日本の暑さに対して抗議をし、組織委員会、IOC、FIFAがOKを出したものです。日産スタジアムとしては、オリンピックの男女の決勝戦が開催される、名誉を頂けることになり、歓迎でありました。
オリンピックの期間中、気をつけておりましたのは、良いコンディションで、芝生が耐えてくれるか?でありました。幸いFIFAにも芝生の専門家がおり、私共の芝生の専門家(グリーンキーパー)と、良く話し合い、ベストの状態を保ち続けました。
FIFAインファンティーノ会長がメダルを、日本サッカー協会田嶋会長が花束を渡して、オリンピックを無事終了することができました。できることならば、お客様を7万人迎えて全試合開催したいところでしたが今回ばかりは仕方ありません。
一日も早く多くのお客様をお迎えできる日が来ることを願っております。