観察日 : 2017年 10月3日(火)
場 所 : 減勢池、第二レストハウスそばのスロープ
生きもの: オオバン、コガモ、トノサマバッタ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
9月下旬以降、池を覆っていたヒシが落ちはじめ、水面が大分見えるようになってきました。カルガモやバンといった留鳥に加えて、カモなど渡りの鳥を見かける機会も多くなってきています。
今年も早速やってきました。オオバンです。額が白いのが特徴で、幼鳥よりも成鳥の方が大きく目立ち、年齢を重ねる毎に発達具合が変わると言われています。
排水門付近では、コガモを10羽確認できました。オスはまだエクリプスと呼ばれる雌と同じような地味な色合いですが、これから求愛のために派手目な羽色に変わっていきます。
オオバン(クイナ科)
コガモ(カモ科)
晴れて気温も上がってきたため、第4回の生きもの観察会で実施できなかったバッタ釣りにも挑戦しました!場所は、第二レストハウスのそばにある堤防へ上がるスロープ。道具は簡単で、6cmくらいに切った枝をタコ糸で結んだだけ。枝をメスだと思って飛び乗ったオスが釣れます。
1匹目、茶色いトノサマバッタを見つけ、期待して枝をそばに落としてみるとすぐに飛んで逃げてしまいました。すぐ2匹目を発見。今度は緑です。枝をそばに近づけると一瞬興味をもちかけた動きを見せましたが飛び乗らず。。三度目の正直なるか、3匹目は茶色です。枝を落とし、ピクッと興味を持ったので、チョンと少し動かすと飛び乗りました!釣れたバッタは、多少手で棒を降っても逃げません。子孫を残そうとオスも必死です。10月いっぱいまでは晴れた温かい日であればできるかと思いますのでぜひ挑戦してみてください。
2匹目、興味を持ったが釣れず
3匹目、飛び乗りました!
釣れました!