〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2023年8月
残暑も厳しい今日この頃ですが、今の時期ひときわ美しく咲いているのは、ロータリーガーデンの真ん中にあるサルスベリ
サルスベリの散った花が、根元にあるシュウメイギクの葉の上に乗って、まるでピンクの花が咲いているように見えます。
シュウメイギクの蕾もだんだん膨らんで、花が咲き始めてきました。よく見ると小型のパンパスグラスの穂も出てきています。
お花の少ないこの時期に活躍してくれるのが、秋の七草の一つであるオミナエシ(女郎花)。オミナエシ科の宿根草で、日本では万葉集や源氏物語などに登場し、古くから親しまれてきました。ナチュラルガーデンでは、6月ごろからずっと咲き続けていますが、ススキなどのイネ科の植物とも、とてもよく似合います。
8月28日に、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんとメンテナンスを行ないました。夏の間に伸びてきて他の植物に絡みついているヤブガラシや、するどいトゲを持つワルナスビなどの除草を行ないました。花の終わったエキナセアやモナルダが面白い形のシードヘッドになっていますが、こちらはもう少し枯れ姿を残しておくことにしました。
中央広場のカツラの木の根元の植栽は、6月の植え付け直後から、厳しい暑さにさらされてきました。植物によって元気なものと、元気のないものが出てきているようなので、9月にはみなさんと観察しながら、補植や球根の計画についても考えていきたいと思っています。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)