芝生観察日記の第五十七話です。
平成25年9月20日(金)
最後の夏、直前レポートです。
日産スタジアムにおける今年5本目のコンサートが21日、22日の両日に開催されます。
その名も「B'z LIVE-GYM Pleasure2013 -ENDLESS SUMMER-」。熱そうです。
この2日間を乗り越えれば冬芝のオーバーシード養生も含めて約3週間、芝生にとって遅い夏休みとなります。
芝生はコンサート後のオーバーシードに備えて芝生の刈高を下げているため、かなり軸刈り気味で赤みを帯びていますが、想定内の状況です。
9月10日の代表戦、そして14日のJリーグの時よりティフトンの密度が増えてきたところですが、コンサートでまた少しブレーキがかかります。
秋分の日も近づき、太陽の角度も日毎に下がってスタジアム内の日照時間も短くなってきました。それはつまりティフトンの生育の鈍化に繋がるため、このコンサートによるダメージは極力抑えなければなりません。
対策は、サザンオールスターズの時に使用した「コアマット+ポーターフロア」を芝生保護のために使用します。コンサート時の芝生保護にはイベンターさんの理解と協力も重要です。
コンサート後の状況は週明けに報告します。