「新横浜公園ホタルプロジェクト」という事業名称で、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング(以下TRネットさん)さんに活動して頂いています。新横浜公園ができる前、田園地帯であった新横浜・小机では、田んぼに生息するヘイケボタルが確認できていたようです。そのヘイケボタルを新横浜公園の水辺に復活させようという活動が始まりました。この活動は、横浜ホタルの会のみなさんとスタートし、現在ではTRネットさんだけではなく、大学や近隣の地域住民の方々のご協力を得て、今年で6年目となりました。先日その活動が行われたので報告します。
2月22日(土)。この日は、TRネットさんに管理をお願いしているホタル水路で生き物観察会を行いました。まず、長靴にはき替え、網を持って水路にいる生き物を見つけます。
北風が冷たい日でしたが、みなさん夢中になって探してくれました。見つけた生き物は一度TRネットさんが用意した水槽へ入れて、どんな生き物なのか解説して頂きました。
見つけたのはアメリカザリガニ、カダヤシ、サカマキガイ、赤虫など、色々な生き物がいました。外来種が多かったのは残念ですが、ホタルがまったく生息できない環境ではないことがわかりました。しかし、この環境でホタルが生育するのも難しいので、来年度からは本格的にホタルの復活に向けた管理をTRネットさんと行っていきたいと思います。そして今年度は行わなかったホタル幼虫の放流も来年は放流予定です。そのイベントが決まりましたら、また、ブログで報告します。
ホタル水路生き物観察会にご参加された方々、寒い中ありがとうございました。