10月4日(土)、すっかり秋になった新横浜公園では、実りの秋にふさわしいイベントが開催されました。新横浜公園市民活動支援事業として環境イベントを行っている鶴見川舟運復活プロジェクトさんと新横浜町内会さんのコラボイベント「稲とカボチャの収穫」です。
5月31日に行った「田植えとカボチャの定植イベント」で、植えた苗はこの4カ月で大きく育ちました。まずはカボチャから紹介します。
5月末に植えた苗は、つるを伸ばし、畑に広がりました。7月上旬から実をつけ始め、この日収穫したカボチャはこんなに大きくなりました。
このカボチャは「アトランティック・ジャイアント」という観賞用の品種で、食用ではありません。収穫した中で一番大きいカボチャは、15kgを超えています。今年の夏は日射量も少なく、冷夏であったため生育が心配でしたが、大きく育ってくれました。来年も新横浜町内会さん主体で育てる予定ですので、楽しみにしてください。
続いて、稲の収穫です。5月末に植えた時は、遠くからみると田植えをしたのかわかりにくい状態でした。下の写真が田植え後の風景です。
その苗も実りの秋になると黄金色の秋の風景になりました。
稲の説明の後は、いよいよ稲刈りスタートです。
お父さんやお母さんが刈り方を教えて、子供たちも鎌に注意しながらどんどん刈っていきます。
今回の稲は、マンゲツモチという品種のもち米です。乾燥して脱穀したあと、町内会のもちつき大会で使うようです。収穫量は60kg程度で、米俵1俵分くらいになります。
今回のプログラムは稲・カボチャの収穫の他、新横浜公園の生き物や植物の観察会もあり、盛りだくさんの内容で、天候にも恵まれ無事終了しました。
関係者のみなさんお疲れさまでした。
稲は脱穀のため、乾燥させていますが、台風18号、19号が心配です。