秋も深まる11月15日(土)、快晴で風もなく、日向は暖かく感じたこの日に「新横浜公園秋の自然観察会」を開催しました。新横浜公園は日産スタジアムを始め、野球場、テニスコート、投てき練習場など運動施設が充実した運動公園ですが、水路や池、草地も多く、自然豊かな公園です。そんな自然に生息する生き物を観察するため、「新横浜公園の秋の宝物(自然)を見つけよう!!」と募集をかけました。
講師を努めていただいたのはNPO法人鶴見川源流ネットワーキングの西池さんです。今回の自然観察会のテーマは「水辺の野鳥」と「植物の種・実」です。
「水辺の野鳥」に関しては、新横浜公園北側に位置する大池(仮称)にやってきた冬鳥をメインに観察しました。新横浜公園では名物にもなってきたオオバンやコサギの他、オカヨシガモやヨシガモなど、あまり見かけない野鳥も見つけることができました。大池以外では上空を高く飛ぶトンビや第2運動広場を散歩するハクセキレイも双眼鏡で確認できました。
「植物の種・実」に関しては、水路のオギやヨシの花を虫眼鏡で細かく見たり、くっつき虫はなぜくっつくのか?などの解説がありました。新横浜公園で数多く見つけられるドングリの違いを絵と実物で分かりやすく説明し、実際ドングリを探して見つけると、ドングリから芽が出ているものもありました。途中テントウムシも発見し、なぜこのテントウムシはこの植物にいたのか?といった豆知識も知ることができました。
ご参加いただいた皆さんは、それぞれの宝物を見つけたことで自然観察に興味を持っていただいたようです。
自然観察会は今年の夏に開催予定でしたが、台風のため中止となってしまいました。今回は快晴の中、気持ちよく自然観察会ができました。今後もこのようなイベントを行っていきます。ホームページや新横浜公園メールマガジンをチェックして是非、ご参加ください!!