新横浜公園の春の風物詩の一つとして、サクラソウがあります。このサクラソウは市民活動支援事業の「新横浜公園に桜草の水辺をつくろうプロジェクト」で植えたもので、主に横浜さくらそう会の方々に活動していただいています。そして市民の方々にもご協力をいただき毎年可憐な花を咲かせています。今年度で7年目となるこの活動ですが、今年も小机小学校の生徒さんにご協力いただきました。
小机小学校での活動は5,6年生の授業カリキュラムに組み込まれ、環境教育として行っています。この日は6年生の活動日です。
昨年の2月、5年生のときにプランターへサクラソウの苗の植込みを行いました。水やりをして、芽が出て、花が咲き、秋になると枯れてしまうサクラソウの1年間を学校で観察してもらいました。そして、今回は、プランターの土の中に残っている根(芽)を掘り起こす作業です。
この日はまず、昨年同様横浜さくらそう会の方からサクラソウという植物のお話をしていただきました。そして、掘り起こし作業の手順を説明し、作業開始です。
ブルーシートの上でプランターをひっくり返し、サクラソウの苗を探します。
雑草の根も入っているため、サクラソウだと判断するのは難しく、横浜さくらそう会の方に質問しながら苗を見つけていました。
発見したサクラソウの苗を観察してもらいました。1年間育てて、どのくらい成長したでしょうか?苗の数は少し減っていました。冬場の霜が原因だと思われます。しかし、大きく成長した苗も多く確認できました。最後はみんなで片づけをしてこの日の作業は終了です。
6年生のみなさんお疲れさまでした。
今回掘り起こした苗は、5年生に引き継ぎます。こうしてまた、小机小学校の文化として引き継がれていきます。6年生のサクラソウ活動もこれで終わりではありません。2月下旬に、今回掘り起こした苗を新横浜公園の水路に植え込みに来てもらう予定です。また、サクラソウ前線で報告します。