気象庁の発表により、神奈川県では3月31日が満開日となりました。
新横浜公園は1日遅れて、4月1日を満開日としました。
「開花」の基準については以前のブログでお知らせしていますが、今回は「満開」の基準についてご説明します。「満開」はその地域の標本木(ソメイヨシノ)が八分咲きになった日が「満開日」となります。新横浜公園の標本木は日産フィールド周りに植栽されています。
4月1日が「満開日」なので、まだ2割程度つぼみが残っています。今週は天候が安定しないようですが、今週末、晴れれば絶好の花見日和となりそうです。
さて、つづいて下の写真をご覧ください。
写真中央には2本の桜がありますが、後方の桜が満開なのに、手前の桜は花が少ないのがわかりますでしょうか。その理由は、桜の種類が違うからです。
これまで、ソメイヨシノとヨコハマヒザクラを追ってきましたが、ここでもう一種別の桜をご紹介します。この樹木は、ヤマザクラという桜です。ソメイヨシノに似ていますが、花が咲いてから葉を出すソメイヨシノに比べ、ヤマザクラは花と葉を同時に出します。また、花の中央が紅色であるソメイヨシノに比べ、ヤマザクラは、花弁全体が白っぽく、中央部も白、もしくはピンク色で、全体的に白っぽく見えます。
週末には2種類の花が見られますので、見比べてみてください。
ソメイヨシノ
ヤマザクラ