10月4日(日)、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」の4回目の観察会が行われました。
今回は「バッタの観察とオギのお世話体験」です。
講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(以下、TRネット)さんです。
TRネットさんの挨拶やスズメバチに遭遇した時の注意事項などを話した後、早速観察会に出発です。
今回、バッタを探す場所は新横浜公園の一般利用者は入れない場所です。この観察会のために特別に許可を取りました。
参加者の皆さんに虫取り網と虫取りかごを渡してバッタ観察のスタートです。20分間バッタを探しました。
意外と子どもたちの方がバッタを見つけるのも捕まえるのも上手なようです。そして、虫取りは子どもも大人も夢中になります。
20分で見つけた生き物はなんと19種類!!そのうちバッタやキリギリスの仲間は11種類でした。
クルマバッタモドキ
コカマキリ
捕まえた生き物はすべてTRネットさんの解説がありました。どんなところにいるのか?どんな鳴き声なのか?何を食べるのか?丁寧な解説に参加者の皆さんも熱心に聴いていました。
バッタを観察した後は水路に移動です。
新横浜公園四季折々のいきもの観察会の第1回の時に、チガヤを植栽した場所は、雑草抜きしたにも関わらず生えていました。チガヤや日本古来の植物であるオギ、アシを守るためにセイタカアワダチソウの引き抜きを行いました。
最後に教室に戻り、皆さんが取ったオギの穂を使った工作を行いました。今回作るのは「ふくろう」です。オギの穂を20本くらい使うため、足りない分はTRネットさんが用意しています。
つくり方の説明を受け、一家族で1~2体つくりました。力を使うところは大人の出番です。
形ができたら目玉やリボンをつけて完成です。
穂が完全に落ちるまで長ければ12月まで飾れるかもしれません。
この四季折々のいきもの観察会は年間で全5回行われる予定です。残すところ冬(1/30)の1回となりました。詳しい内容や雨天延期日などは専用ページをご参照ください。そして、このイベントは、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。
今回は観察会のために生き物を捕獲しましたが、観察会終了後に放しています。皆さまも新横浜公園で捕まえた生き物は放してあげるなど配慮し、いきものを大切にお願いいたします。