新横浜公園メールマガジンにて6月14日(金)~11月8日(金)まで毎週金曜日配信予定の「ラグビーコラム」をまとめて記事にしました。今後も随時まとめていきますので是非ご覧ください。
【第19回テーマ:「独自の文化(4)アフターマッチファンクション」】
ラグビーの試合後には「アフターマッチファンクション」という両チーム参加の交歓会が多く行われています。試合が終了したら敵味方の区別がなくなる「ノーサイドの精神」に通じますね。この交歓会の飲み物もやはりビールがメインだそうで、冷たい右手で握手をしないように、ジョッキは左手に持つのが決まりになっているそうです。そして右手で持ってしまったら「バッファロー」といわれて飲み干さなくてはいけないのだとか。9月22日のアイルランド対スコットランド戦終了後、新横浜駅周辺のあちこちのコンビニエンスストアの前で両チームファン同志のアフターマッチファンクションを見かけました。飲食店では両チームファンに活動後のボランティアさんたちも加わった交歓会が行われていたそうです。ラグビーワールドカップならではの交流が素敵ですね。
【第20回テーマ:「独自の文化(5)試合前のパフォーマンス(ハカ)」】
横浜国際総合競技場での9月21日のニュージーランド対南アフリカの試合の前に、ニュージーランド代表オールブラックスによる「ハカ」が披露されました。「ハカ」の中でも2005年から使われている「カパオパンゴ(黒のチーム)」は、特別な試合で踊るそうです。この初戦で「カパオパンゴ」、第2戦のカナダ戦は「カマテ」が披露されました。仲間の士気を高め、相手を威嚇する「ハカ」は、攻撃的な表情や体の動きで迫力があり、6万人を超える観客の静寂の後のどよめきが試合を一層盛り上げます。試合前の「ウォークライ(戦いの雄叫び)」と呼ばれる各国の伝統儀式は、ニュージーランド代表の「ハカ」のほかに、サモア代表の「シヴァタウ」、トンガ代表の「シピタウ」、フィジー代表の「シンビ」があります。ラグビーワールドカップの見所の一つですね。
横浜国際総合競技場では、10月26日(土)17時00分K.O.準決勝1イングランドVSニュージーランド、10月27日(日)18時00分準決勝2ウェールズ対南アフリカが行われました!
【第21回テーマ:「ウェブ・エリス・カップ」】
ラグビーワールドカップの優勝トロフィーの名前は、ラグビーの起源といわれるイングランドのラグビー校のウィリアム・ウェブ・エリス少年が由来となっています。1823年、エリス少年がフットボールの試合中にボールを手に持って相手ゴールへ走ったのがラグビーの起源とされています。横浜国際総合競技場の会場内には「1823ラウンジ」という名前のラウンジが設けられていて、シャンパン・レセプションや限定記念品などのホスピタリティーのついた特別パッケージが販売されたそうです。ウェブ・エリス・カップは、純銀製で金箔に覆われたカップで、重さが4.5㎏もあるそうです。2017年11月にイングランド ラグビー市を出発して世界を巡り、日本国内の開催地を巡るトロフィーツアーでは、富士山頂上まで訪れていましたね。いよいよ明日、このトロフィーを手にする王者が決定します!
横浜国際総合競技場では、11月2日(土)18時00分K.O.決勝イングランドVS南アフリカ行われました!
次回、ラグビーコラム最終回は、横浜国際総合競技場ラグビーワールドカップ2019TM担当者によるコラムです。お楽しみに。
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